今日、あの天才騎手が復帰する。
もしかしたら最近競馬を始めた人は知らないかもしれない、
御神本訓史という天才騎手が大井に居た、そして今日2年ぶりに復帰する。
御神本訓史は2002年に廃止となってしまった益田競馬場があった島根県益田市出身の36歳。
1981年8月25日生(ついこのまえ誕生日だったんですね)
ちなみに益田競馬場はコースが1周1000mと日本一小さい競馬場だったらしいですね。
1999年に騎手免許を取得し、デビュー当日に初勝利、同年に当地のダービーに相当する日本海特別を勝つという
デビュー当時から将来が期待された若手優秀ジョッキーでした。
益田競馬所属時代は実父の御神本修厩舎所属でした。競馬一家だったんですね。
益田が廃止後は地方競馬の大井競馬場・小林牧場分厩舎三坂盛雄厩舎に所属。
この移転の際はJRAも各競馬場が獲得に走ったとかで、真相は定かではないが大騒ぎになったようです。
大井に移籍後も目覚まし活躍。
2007年にはフジノウェーブでJBCスプリントを勝利
2009年には6,798戦目で地方競馬通算1,000勝(勝率えぐいな)
2013年に南関東リーディングジョッキー
と、略すとこんな経歴ですが、
素行に色々と問題があり2015年5月末日騎手免許失効(騎手免許更新の際の試験で不合格)。
同年6月からより大井競馬場の調教厩務員。
2016年3月に免許再取得を目指すも騎手免許一次試験で不合格。
素行問題というのは
調整ルームに入らなかったり、指定タクシーに乗らなかったり、調整ルームに入ったあと無断外出したり、、、笑
↓おそらく決め手になったのは最後におこしたこの問題でしょう↓
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2015年2月、外部への情報漏えいを防止の為、禁じている外部の人物(交際していた女性)を「施術師」と虚偽の申告をし、騎手調整ルームに入れ(2013年2月-2014年11月に複数回)開催日実効30日間を含む40日間騎乗停止処分。
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2年間騎手ではない時期には千葉の小林牧場で厩務員を務めていました。
そして今年の4月に騎手免許を再取得し、本日8月28日に再び騎手として復帰します。
今日は最終12Rの1鞍のみの騎乗です。ロイヤルキングとの懐かしいコンビですね。
出走表はこちら
2015年2月の浦和開催以来、921日ぶりの実戦。
僕は特段みかぽん(御神本騎手の愛称)のファンではないが、
とても上手な騎手だと思っているし、とても復帰が楽しみです。
贔屓目なしに、中央に移った戸崎騎手よりも馬へのあたりは上手いと思っているし
(関係者への営業とか、馬を集める部分や素行はともかく、騎乗だけで見たときに)
馬場読み、ペース配分、進路取りに関してはほかの騎手では太刀打ちできないぐらい。
森騎手、矢野騎手とともに良いところ、悪いところあるけど
みんなで南関東をもっと盛り上げてもらいたい。
正直なところ、実際素行なんてファンからしたらあんまり気にならない気がしてる。
このIT全盛期に、調整ルーム入れたところでもしヤリヤラズがあったとしても伝えようなんてどうだって方法があるし
そもそもヤリヤラズなんて前日・当日に決まるものでもないでしょ、、、。
騎手なんて女連れ込むくらいロックなほうがいいよ。
ルール上ダメで、また騎乗停止になると寂しいからやらないでほしいでどね。
今日は上司をぶん殴って早く退社しよう。そして大井へみかぽんに会いにいこう。
しびれるレースをまた見させてくれ。