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12月29日東京大賞典(GⅠ)の過去の傾向とデータ
年末だぁ~!
今回は年の瀬のダート決戦、東京大賞典の過去の傾向とデータをまとめました。
東京大賞典とは大井競馬場で開催されるダート2000mの3歳以上国際指定の定量レースとなっています。
上位人気が圧倒的に強く、穴狙いは禁物のGⅠ最終戦となる。
人気のゆくえ
上位人気の成績をまとめると以下のようになりました。
1番人気〔5・3・1・1〕
2番人気〔3・4・1・2〕
3番人気〔2・2・2・4〕
1番人気は好成績を収めており、馬券圏外に敗れたのは06年のアジュディミツオ―のみ。
JRA所属馬に限れば複勝率100%と絶対的な安定感を誇っている。
2・3番人気も複数勝利を挙げており、複勝率も非常に高く上位人気は揃って好調である。
07年以降の連対は1~3人気のみとなっている。
馬連の平均配当は3098円となっているが、06年の3→9番人気28510円の大波乱が大きく引き上げている。
これを除けば格安の385円となっている。
前走クラス
主要ステップの成績をまとめると以下のようになりました。
チャンピオンズカップ〔8・8・8・21〕※旧・ジャパンCダート
浦和記念組〔1・1・1・12〕
チャンピオンズカップは出走頭数は多いが、半数以上が馬券に絡んでいる最重要ステップとなっている。
浦和記念組は07年以降に好走した2頭は共に前走勝利馬だった。
上記2レース以外ではJBCクラシック直行組が2連対。
連対馬の前走は以上の3レースに限定される。
年齢
年齢別で見ると若駒と高齢馬が苦戦を強いられているようです。
6歳馬が6連対、5歳馬が5連対、4歳馬が4連対と4~6歳が好調のようだ。
これに対し、3歳馬は〔0・2・2・14〕と低迷している。
ちなみに連対した2頭にはダートGⅠで連対の実績があった。
また、7歳以上も〔0・3・1・30〕と勝馬は出ておらず、若駒と高齢馬からでは頭は狙えない。
~社畜鳥の注目ポイント~
チャンピオンズカップ組
最重要ステップと紹介したチャンピオンズカップ組、特に連対馬は7頭が東京大賞典に駒を進めている。
その成績は〔3・2・2・0〕と漏れなく馬券に絡んでいる。
出走すれば人気でも逆らえないだろう。
ただ、3着馬に関しては〔2・1・0・3〕と半数が凡走しているので、信頼度は著しく低下する。
西高東低
所属別の成績をまとめると以下のようになりました。
JRA所属馬〔10・8・9・29〕
関東馬〔1・0・0・6〕
関西馬〔9・8・9・23〕
15年は関東馬のサウンドトゥルーが勝利したが、全体で見ると『西高東低』の勢力図となっている。
地方所属馬は〔0・2・1・69〕と惨敗しており、馬券に絡んだ3頭はいずれも南関東・船橋所属だった。
斬り捨て御免!
魔の2枠
2枠の成績は〔0・0・2・10〕となっている。
07年は3番人気のブルーコンコルドが5着に沈み、12年は単勝180円と断然1番人気のワンダーアキュートでも3着がやっと。
内枠なのに不思議と連対馬が出ておらず、単勝や馬連では買えない。
馬体重470kg以下
過去10年間の連対馬20頭中の馬体重は473kg以上だった。
ダートの頂上決戦だけに好走にはパワーと体格がモノを言うようだ。
逆に馬体重が470kg以下だった馬の成績は〔0・0・2・24〕。
3着が限界で、10年以降は1頭も馬券に絡んでいない。
軸馬・相手馬の狙い方【完全無料予想】
JRA所属馬が1番人気ならば〔5・3・1・0〕とまさに死角なし!
唯一の3着となったのは『魔の2枠』に入った12年ワンダーアキュートのみ。
2枠以外なら1・2着の固定フォーメーションで狙いたい。
また、07年以降は1~3番人気しか連対していないので1・2着欄の相手馬には2・3着をマークしたい。
チャンピオンズカップ組、浦和記念1着馬、JBCクラシック直行組は前走連対馬を3着候補にピックアップしたい。
波乱は期待できない分、点数は極力絞っていきたいところ。