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2017年10月28日アルテミスステークス（GⅢ）の過去の傾向とデータ
今回はアルテミスステークスの過去の傾向とデータをまとめました。
アルテミスステークスとは東京競馬場で開催される芝1600mの2歳牝馬の国際指定レースとなっています。
新馬組が苦戦を強いられており、2歳牝馬重賞らしく伏兵にも大いにチャンスがあるレースとなっている。
人気のゆくえ
過去10年間の上位人気の成績をまとめると以下のようになりました。
1番人気〔2・2・0・1〕
2番人気〔1・1・0・3〕
3番人気〔0・0・0・5〕
※アルテミスステークスは今年で開催6回目なので、データは過去5年分で集計しています。
1番人気は経験の浅い2歳馬にしては意外と結果を残している。
2番人気も連対率40％なので及第点と言ったところだが、サンプル数が少ないので何とも言えないところ。
3番人気に至っては全滅している。
馬連の平均配当は3446円となっており、1・2番人気がともに連対を外したケースはない。
上位人気がしっかり食い込むが、ヒモ荒れする傾向が強く伏兵の激走に注意が必要だ。
前走クラス
前走で新馬勝ちを収めていた馬は〔0・1・1・19〕となっている。
素質を見込まれて上位人気に支持されるケースが多いが、結果は振るわず。
気になるのは14年から3年連続で勝利馬を輩出している前走未勝利組。
昨年も4頭が出走してワンツーフィニッシュを決めている。
前走が500万、オープン特別、重賞組は敗れていても4着以内であれば購入対象になる。
東京デビュー組
赤松賞からアルテミスステークスに移行した過去5年間で3着以内15頭をデビューした競馬場別に分類すると、東京組で4頭が該当している。
次に福島組・阪神組がそれぞれ3頭となっている。
苦戦しているのが中山組で13年3着のニシノミチシルベ1頭のみ。
16年は該当馬3着とも掲示板外に沈んでいる。（⑦⑪⑬着）
～社畜鳥の注目ポイント～
前走未勝利組
前走未勝利組は過去5年間で14頭出走しており、〔3・1・1・9〕となっている。
前走の舞台別にみると、アルテミスステークスと同じ東京競馬場組は〔0・1・0・3〕と結果を残せていない。
一方、接客的に狙っていきたいのが京都・阪神芝コースである。
こちらは3頭出走して〔2・0・1・0〕と必ず馬券に絡んでおり、今後の動向にも注目したい。
東西天下分け目の戦い
地域別の成績をまとめると以下のようになりました。
関東馬〔2・4・2・51〕
関西馬〔3・1・3・17〕
成績を見て分かるように西高東低の勢力図となっている。
まさに寒い寒い冬の気圧配置。社畜を芯から冷やしていく・・・
ただし、1～6番人気までに絞ると関東馬〔1・4・1・10〕、関西馬〔2・1・2・8〕で連対率は関東馬が高くなっている。
関東馬でも能力が高いと支持を集めている馬なら本戦でも十分戦える。
斬り捨て御免！
0.3秒差以上での敗走
前走で負けていてアルテミスステークスで馬券に絡んだのは5頭のみ。
5頭の前走着差を見ると5頭すべてが勝ち馬から0.2秒差以内となっている。
逆に0.3秒以上離されていた馬は好走例がなく、昨年も該当する6頭すべてが馬群に沈んでいた。
厚いキャリア
キャリア4戦以上の馬は過去5年で12頭出走しており、〔0・0・2・10〕と3着が限界となっている。
新馬勝ち直後の1戦1勝馬は人気ほど走れていないが、経験豊富な馬も苦戦しており、2連勝式の馬券では狙えない。
軸馬・相手馬の狙い方【無料予想】
1番人気で前走の距離が1600m以上であれば〔2・2・0・0〕と連対率100％となっている。
また、キャリア2戦以上の2番人気であれば〔1・1・0・0〕とこちらも連対率100％となっている。
該当馬がいれば迷わず軸馬としたいところ。
相手馬は消去法で選んでいきたい。
まずは前走で勝ち馬に0.3秒以上離された馬。
前走1200m組は全く馬券に絡んでおらずこちらも消したい。
2歳馬戦なので手広く流したいが、さらに絞るなら好走確率が低い前走8月以前の馬、中山デビュー組を消して点数を絞るのも良いだろう。
