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2017年10月1日スプリンターズステークス(GⅠ)の過去の傾向とデータ

2017年10月1日スプリンターズステークス(GⅠ)の過去の傾向とデータ

 

社畜鳥
皆さん、こんにちわ。 社畜鳥でございます。

今回は10月1日に開催されるスプリンターズステークスの過去の傾向とデータをまとめました。
少し早いんじゃないの?というあなた!
甘いですね!GⅠですよ。すぐに訪れ、私たちのお財布を蝕んでいくんですよ!
裸で戦場になんか行っていられません。

今から対策をしてJRAには社畜達のボーナスを支払わせてやる!!

 

スプリンターズステークスとは中山競馬場で開催される芝1200mの3歳以上国際指定レースとなっています。
近年では上位人気の信頼度の高さが目立つが、相手は混戦状態でかなりの妙味がある傾向となっています。

 

人気のゆくえ

過去10年間の上位人気の成績をまとめると以下のようになりました。
1番人気〔3・2・0・5〕
2番人気〔1・5・0・4〕
3番人気〔3・1・0・6〕

1番人気は連対率50%で過去5年間は連対以上か二桁着順と明暗がはっきり分かれる結果となっている。
2・3番人気の成績も良いので上位人気は総じて信頼度が高いことが分かる。
過去10年間の勝利馬10頭中7頭、連対馬20頭中15頭は1~3番人気で占められている。
しかし、1~4番人気が3着になったことはなく、3着馬の10頭はすべて5番人気以下というところが馬券を面白くしている。
それだけ上位人気の壁が高いことが伺える。

少し気になるデータとして紹介したいのが、連対という部分に着目すると4~9番人気は2連対、10番人気以下は3連対とこちらの方が馬券の妙味もあり狙いたいところ。

馬連の平均配当は4535円で、過去10年で3桁配当は3回あり中穴配当がメインとなっている。
大穴狙いなら馬連よりも三連単で決めたいところ。過去10年で10万円以上の配当は5回もあり、1~3番人気が絡んでの配当なので本命・大穴関係なく手広く買いたいところだ。

 

前走クラス

過去10年間の上位人気の成績をまとめると以下のようになりました。
セントウルステークス組〔4・4・4・50〕
キーンランドカップ組〔2・3・5・30〕
北九州記念組〔2・0・0・7〕
春GⅠ直行組〔0・2・0・11〕(安田記念・高松宮記念)

スプリンターズステークス前は主要なレースが多くないので、実績馬の秋初戦となりやすいセントウルステークス組と夏のスプリント組にほぼ絞られてくる。
主要レースはセントウルステークス組とキーンランドカップ組の二つ。
セントウルステークス組は出走頭数と実績共に文句なし!

北九州記念組は2勝を挙げているが、それ以外は馬券に絡めない好走凡走の差が激しい。
勝利した2頭は実績と人気が伴っていたことを考えると納得の結果。

 

波乱の神さま

昨年の勝利馬、レッドファルクスは芝とダート兼用で使われてきた馬で、ダートで徐々に力をつけてスプリンターズステークスではデムーロ騎手の好騎乗もあり、ついにGⅠの栄冠を手に入れた。
レッドファルクスのような芝・ダート兼用馬で芝で覚醒したパターンはこれまでに、13年15番人気3着マヤノリュウジン(地方ダート9勝)、14年13番人気1着スノードラゴン(ダート7勝)の例がある。
いずれも芝適応に疑問視され人気薄だったので、配当の威力はすさまじいものがある。

 

~社畜鳥の注目ポイント~

セントウルステークス組

通算〔8・4・5・9〕、最多の5勝を挙げているセントウルステークス組だが、前走着順から見てみると前走1着馬は〔0・2・1・9〕と支持されながらも未勝利と煮え切らない成績。
対して2~5着馬は〔3・1・2・14〕と3勝を挙げており、とくに2~5着馬の中でも秋初戦のGⅠ実績馬は本領を発揮できるようだ。

二桁着順からの巻き返しもあるが、GⅠ馬のローレルゲレイロのみなので、実績のない馬は厳しいところ。

 

高松宮記念組


スプリンターズステークスは以前は高松宮記念とは性格の異なるスプリントレースとされ、相当な実力がないと両レースでの好走は難しいとされてきた。
しかし、近年ではその傾向が変化しつつあり、過去10年中7回で同年の高松宮記念の3着以内馬が最低1頭は馬券に絡んでいる。

特に過去5年はこの傾向が強くなり、ロードカナロアの台頭もあったとはいえ12~14年は3年連続で高松宮記念の3着以内2頭が馬券に絡んでいる。

斬り捨て御免!

前走新潟組

前走新潟組というと時期的にアイビスサマーダッシュだが、こちらは〔0・0・0・3〕と馬券に絡めていない。
前走新潟組に広げても〔0・0・0・7〕と全滅状態。

過去に同年のアイビスサマーダッシュを使っていた馬で、本番3着以内に好走した馬は4頭いるが、いずれも本番までに1走以上かつ新潟以外でレースを経験していた。

 

サクラバクシンオー産駒

現在の日本の短距離界を作り上げているのが、誰もが知るサクラバクシンオーだが、以外にもサクラバクシンオー産駒は〔0・0・1・22〕と壊滅状態。
毎年1頭以上の産駒の参戦はあるが、09年のカヤノザクラの3着が最高となっている。
昨年は圧倒的な1番人気のビッグアーサーが12着と不思議なくらい結果を残せていない。
どうやら、サクラバクシンオーの子供たちは中山競馬場の土地が合わないようだ。

 

軸馬・相手馬の狙い方

軸馬の狙い方

過去10年の連対馬20頭中15頭を占めているのが1~3番人気。
この上位人気から軸を決めるのが定石だろう。
セントウルステークスで惜敗したGⅠの実績馬が上位人気に支持されていれば迷わず軸馬候補になる。

また、同年の高松宮記念で馬券に絡んだ馬が出走していればそちらを軸馬にする方法も良し。
もちろん、どちらも軸においても良いが1・2着に置いたフォーメーションで購入するのがベスト。

 

相手馬の狙い方

『斬り捨て御免!』であげた前走新潟組とサクラバクシンオー産駒は切り捨てて、それ以外から相手馬を考えよう。
そこからセントウルステークス組とキーンランドカップ組、GⅠ実績馬を中心に手広く流したい。
買い目的には3着に4~9番人気を中心に配置して、二桁人気も好条件なら積極的に取り入れよう。

また、芝・ダート兼用馬の一発も考慮して、下位人気でも特大配当を狙って強気に配置してみよう。

 

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