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9月24日オールカマー(GⅡ)の過去の傾向とデータ
今回はオールカマー(GⅡ)の過去の傾向とデータをまとめました。
オールカマーとは中山競馬場で開催される芝2200mの3歳以上国際指定のレースとなっている。
本命サイドで攻略は比較的簡単で、穴馬の激走パターンもほぼ決まっているので少ない賭け方で攻略したいところだ。
人気のゆくえ
過去10年間の上位人気の成績をまとめると以下のようになりました。
1番人気〔4・3・1・2〕
2番人気〔2・1・2・5〕
3番人気〔2・1・0・7〕
1番人気は勝率・複勝率をみてもかなり信頼を置ける存在だ。
過去10年間で1~3番人気が8勝と上位人気での決着が多く、13年9番人気のヴェルデグリーンの勝利は例外と言っても良いだろう。
2・3番人気は1番人気ほどの信頼感は置けないが、上位陣だけで連対の半数を占めていることに注目したい。
ただ、1・2番人気でのワンツーフィニッシュは一度もないのが不思議なところだ。
上位人気の台頭で馬連の平均配当は2223円と低めの水準となっている。
前走クラス
オールカマーはステップが非常に多く、全部で9レースある。
ただ、キーンランドカップ組と天皇賞・秋組は稀なケースなので実質は7レースと考えても良いだろう。
もっとも連対が多いのが宝塚記念組の7連対、次に札幌記念組の4連対となっている。
しかし、札幌記念組は09年を最後に8年間連対馬が出ていないので、積極的に狙うのは悩みどころ。
それであれば、近年調子のよい七夕賞組と天皇賞・春組のほうをピックアップしたい。
前走は5~8月出走に限定することができる。
コース実績
宝塚記念が行われる阪神の芝2200mと違い、中山の芝2200mは内回りから外回りに入る特殊なコースとなっており、他の競馬場の同距離とは別として考えた方が良いだろう。
オールカマーの特殊なコースから中山の芝2200mで実績のある馬には注意が必要だ。
07~09年で三連覇したマツリダゴッホのようなピーターだけではなく、アメリカJCCの好走馬にも注意したい。
~社畜鳥の注目ポイント~
宝塚記念組
近年では、実力のある馬の始動戦的な位置づけになってきているので、宝塚記念組が圧倒的に強いのは成績を見ても明白となっている。
これに準ずるのが、宝塚記念に駒を進められなかった天皇賞・春組となっている。宝塚記念での直淳は一桁着順であれば問題ないだろう。
ただし、天皇賞・春組は着順は考えなくても良いだろう。
♂×♀×kiss
松本明子は全然関係ないです(笑)
性別の違いについて書きたかったのですが、どうしても入れたかったの・・・
近年ではジャパンカップも有馬記念も宝塚記念も牝馬が強い時代となってきました。
男にはつらい時代になったね(´;ω;`)
GⅠで連対経験のある牝馬であれば、このレースでも充分通用すると思います。
連対馬は3頭とデートとしては少ないが、3頭すべてでGⅠに連対経験があり、出走頭数に対する連定率では牡馬を上回っている。
牝馬は少数精鋭で実績のある馬なら積極的に狙いたい。
斬り捨て御免!
軽斤量の1番人気
1番人気で連対した7頭は牡馬であれば58kg以上で、牝馬は55kgだった。
逆に連対を外した3頭は57kg以下の牡馬だった。
実績が負担重量に反映されるレースなので、実績不足で57kgの1番人気牡馬は買えないだろう。
追い込み馬
過去10年間で連対した馬のほとんどが先行・差しに集中している。
逃げ馬は1着1回2着3回だが、過去7年間は一度しか連対していない。
それ以上に厳しいのが追い込み馬となっている。
コーナーの緩い外回りだが、ペースが落ち着くので追い込み馬は苦戦を強いられている。
軸馬・相手馬の狙い方
オールカマーは本命サイドのレース展開なので、買える1番人気と買えない1番人気は明白となっている。
また、穴馬が激走するパターンもある程度固まっているので、穴馬の選定も非常に分かりやすい。
軸馬は宝塚記念組か天皇賞・春組で58kg以上の牡馬か55kgの牝馬から選びたい。
脚質が先行タイプであれば買い目から外す理由はなくなる。
また、1着馬は1~3番人気に絞り込める。
特に注意したいのが中山の芝2200mの実績である。
近走の成績、実力に関係なく好走する可能性があることを頭に入れておこう。
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