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2017年6月18日ユニコーンステークス(GⅢ)の過去の傾向とデータ
今回は今週末に控えたユニコーンステークスの過去の傾向とデータをまとめました。
ユニコーンステークスとは東京競馬場で開催されるダート1600mの3歳国際指定レースとなっています。
近年では上位人気の独壇場となっており、実績のある有力馬の活躍が期待されるレースだ。
人気のゆくえ
過去10年間の上位人気の成績をまとまると以下のようになりました。
1番人気〔5・3・0・2〕
2番人気〔2・4・1・3〕
3番人気〔3・1・3・3〕
連対馬20頭中18頭に上位3番人気が占めており、ほぼ独占状態となっている。
1番人気に関しては連対率80%と驚異の成績を残している。
馬連の平均配当は2261円とまずまずの金額だが、14・15年のレース結果が押し上げている。
上記2年以外はすべて3桁配当と手堅いレースとなっている。
前走クラス
主力ステップの成績をまとめると以下のようになりました。
兵庫CS組〔3・2・1・5〕
端午S組〔2・4・1・13〕
昇竜S組〔2・0・1・11〕
青竜S組〔1・1・2・8〕
成績を見ると、兵庫CS組と端午S組が二大ステップといったところだろう。
他にも重賞・オープン特別組も健闘しているのでチェックしたいところ。
参考までに、条件戦からも勝利馬が複数頭出ているが、馬券としては切り捨てても問題なさそうだ。
3歳500万下組〔1・1・2・39〕
古馬混合1000万組〔1・0・0・2〕
ダート実績
過去10年間の3着以内31頭中29頭がダートの連対率が50%という数字が出ている。
しかも29頭中13頭が連対率100%とダートの実力馬ばかりだ。
昨年の馬券圏内3頭ともダートの連対率が100%という結果となった。
ちなみに例外の2頭はダートへの出走が無かったので、ダートの出走歴がある馬はかなりの実力がないと通用しない。
~社畜鳥の注目ポイント~
兵庫CS組
前走クラスでも紹介した通り、主要ステップとなっており好成績を収めている兵庫CS組。
過去10年で7回出走して5回馬券に絡んでいるが、好走するにはどうやら条件があるようだ。
それは、兵庫CS組は前走連対した馬しか馬券に絡んでいない!!
このポイントを押さえれば軸馬。相手馬の選び方にも有効的だろう。
前走着差
ダートは芝に比べると、若い馬であれば実力に比例して着差に大きく影響する。
連対馬20頭中9頭が前走で0秒3以上の着差を着けて勝利していた。
その中でも重賞・OP特別組に絞ると〔3・4・0・1〕で連対率は驚異の87%となっている。
しかし、500万条件組は〔1・1・2・15〕と結果を残せていない。
斬り捨て御免!
ベテラン勢
3歳という若さだけあって、使いすぎると成績にも影響が出てくるようだ。
牡馬はキャリア10戦以上が〔0・0・1・18〕、牝馬はキャリア7戦以上が〔0・1・0・11〕と不振。
ちなみに馬券に絡んだ2頭はともに武豊騎手が騎乗していた。
前走2000m以上
前走2000m以上の出走馬は芝・ダートに関係なく成績を残せず〔0・0・0・9〕と壊滅状態。
ちなみにデビューからダート2戦を圧勝した14年1番人気のアジアエクスプレスも惨敗している。
軸馬・相手馬の狙い方
上位人気が圧倒的な支持と結果を出しているので、1番人気〔5・3・0・2〕を1・2着に固定するのが大前提となるだろう。
どのフォーメーションで組んでも、1・2着には1~3番人気を組み込んで、下位人気は入れなくて良さそうだ。
3着には二桁人気を除く下位人気も入れて良いだろう。
あとは、斬り捨て御免!のデータを照らし合わせて組むのが最善策だろう。