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2017年9月24日神戸新聞杯(GⅡ)の過去の傾向とデータ
今回は神戸新聞杯の過去の傾向とデータをまとめました。
神戸新聞杯とは阪神競馬場で開催される芝2400mの3歳牡・牝馬の国際指定レースとなっています。
近年ではダービー好走馬が実力通りに結果を出している菊花賞のトライアル戦となっています。
人気のゆくえ
過去10年間の上位人気の成績をまとめると以下のようになりました。
1番人気〔6・2・0・2〕
2番人気〔1・1・4・4〕
3番人気〔2・2・1・5〕
1番人気は10年以降は連対を逃しておらず、勝率・複勝率共に素晴らしい成績となっている。
これは文句なしで軸馬候補となり、1着固定にしても信頼度は高い。
2番人気は複勝率は及第点と言ったところだが、連対率は20%と極めて低く、3番人気よりも悪い成績となっている。
神戸新聞杯は1番人気が活躍していることもあり、馬連の平均配当は1903円と堅い結果となっている。
過去10年間で万馬券はなく、三桁配当も4回と穴党の出番はなさそうだ。
前走クラス
過去10年間の主要ステップの成績をまとめると以下のようになりました。
ダービー組〔8・6・3・28〕
ラジオNIKKEI賞組〔1・1・1・8〕
マレーシアカップ組〔1・0・0・0〕
宝塚記念組〔0・1・1・0〕
圧倒的な主力なのだダービー組で、連対馬の半数を占めている。
ダービー組以外で勝利馬を輩出しているのが、ラジオNIKKEI賞組とマレーシアカップ組の2レースのみである。
マレーシアカップ組から勝利しているのは15年リアファルのみなので、データとしてはカウントしにくい。
出走してきたら注意したいのが宝塚記念組だ。
2頭とも馬券に絡んでおり、上位人気なら相手馬として積極的に取り入れたい。
また、前走500万組からは24頭出走しているが全滅となっている。
上がり3ハロン
神戸新聞杯では速い上がりを使える馬に注目したい。
上がり3ハロンがトップの馬は〔5・4・2・0〕で複勝率100%と文句なしの成績だ。
また、上がり3ハロンが2位の馬も〔3・4・2・2〕とかなりの好成績を収めている。
昨年も2着だったミッキーロケットが上がり最速、勝利したサトノダイヤモンドは上がり2位と速い馬は好調だ。
差し馬や追い込み馬を入念にチェックしたいところだ。
~社畜鳥の注目ポイント~
ダービー組
ダービー組のうち、前走勝利馬は〔3・1・0・0〕と連対率100%と絶好の1着軸候補となっている。
前走2着馬も〔3・2・0・1〕とかなりの好成績を収めており、09年以降の該当馬は全て連対している。
また、1・2番人気かつ単勝オッズ1倍台は〔2・4・0・0〕と絶対的な安定感を誇っている。
該当馬があれば迷わず軸馬候補にしたい。
ノーザンファーム生産馬
過去10年間で馬券に絡んだ30頭中14頭がこのノーザンファーム生産馬となっている。
成績は〔4・4・6・24〕と申し分ない成績だ。
15・16年は2年連続で馬券圏内を独占しており、近年はとくに勢力を増している。
15年7番人気3着のトーセンバジル、16年6番人気2着のミッキーロケットなどの下位人気の活躍もあるので、侮れない。
斬り捨て御免!
前走2400m以上
ダービー組を除く前走2400m組の成績は〔0・0・0・8〕と距離経験を全く活かせていない結果となっている。
また、前走2500m以上組も〔0・0・0・18〕と目も当てられない結果となっている。
以上のことから、ダービー組以外の距離短縮組は馬券に絡んでいないのでバッサリ切ってしまおう。
中4週以内
ダービー組を中心にレース間隔が空いた馬は好成績を残す一方で、中4週以内の馬は〔0・0・3・46〕と入着が精一杯の模様。
昨年も中2週のカフジプリンスが5番人気に支持されながらも、3着から3馬身離された4着に沈んでいる。
軸馬・相手馬の狙い方
軸馬は1番人気かダービー組の1・2着馬をフォーメーションの1・2着固定もするのがベストだろう。
マルチでも良いが、堅いレース結果が続くので買い目を抑えたい。
相手馬は一桁人気から上がり3ハロンのタイムが速い馬を中心に選んでいきたい。
中でも、ノーザンファーム生産馬、ダービー組を中心に重賞組からピックアップしたい。
穴を狙いたいなら前走2着以内の1000万組を2・3着にマークするくらいだろう。あまり冒険すると痛い目を見ることは明らかだ。
過去10年間の三連単の平均配当は30458円とかなり堅く、1万円以下の年も4回あったほどだ。
配当からも分かるように、人気薄への過度な期待は禁物で買い目はなるべく少なく勝負したい。
2016年神戸新聞杯のレース検証
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