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2017年11月4日京王杯2歳ステークス(GⅢ)の過去の傾向とデータ
今回は京王杯2歳ステークスの過去の傾向とデータをまとめました。
京王杯2歳ステークスとは東京競馬場で開催される芝1400mの2歳馬の国際指定レースとなっている。
人気のゆくえ
過去10年間の上位人気の成績をまとめると以下のようになりました。
1番人気〔1・2・2・5〕
2番人気〔1・1・1・7〕
3番人気〔2・0・1・7〕
1番人気は14年以降3年連続で馬券圏内に好走しているので、データより信頼度は高いとみて良いだろう。
勝利となると9連敗中だが、複勝率50%なら及第点と言ったところだろう。
2・3番人気は過去5年に限ると馬券圏内に入着したのが合わせて2頭のみと、数字以上に期待できない。
連対馬20頭中8頭が6番人気以下で占めており、馬連の平均配当は6584円と比較的高めの水準。
馬連の万馬券が3回出ており、非常に読み解くのが難しいレースとなっている。
前走クラス
主要ステップの成績をまとめると以下のようになりました。
小倉2歳ステークス組〔1・1・1・4〕
くるみ賞組〔1・0・1・12〕
新馬組〔2・1・0・12〕
未勝利組〔0・3・2・18〕
このレースはステップを絞るのが非常に難しいが、主なレースを挙げるなら上記のレースになるだろう。
小倉2歳ステークス組は出走頭数は少ないものの、近年はコンスタントに活躍馬を送り出しているので注目したい。
新馬組・未勝利組は重賞経験馬相手でも軽視は禁物といったところ。
馬体重
京王杯2歳ステークスは大幅な馬体重減は面白いくらい回収できるというデータが上がっている。
前走から10kg以上馬体重が減っていた馬は〔1・3・1・4〕とかなりの好成績。
普通なら輸送の悪影響や体調不良を考えるが、このレースに限っては無視してよい。
複勝の回収率は217%と高く、体重減を嫌って低下した人気に反発した成績を残している。
特に1桁馬番なら〔1・3・1・1〕と確率は高くなる。
~社畜鳥の注目ポイント~
新馬組
前走新馬組で好走した3頭には3つの見落とせない共通点が存在する!
●前走距離1400m
●0.2秒差以上の勝利
●当日1~5番人気
新馬組で上記の3つの条件を満たしていた馬は〔2・1・0・4〕と重賞経験馬相手に好走している。
上記に該当する馬がいれば必ず押さえておきたい。
血の運命
キンシャサノキセキ産駒は〔1・2・0・3〕と近年好走馬を輩出している。
当レースには14年から登場し、いきなり4番人気サフィロスが2着に好走すると、15年6番人気アドマイヤモラールが2着、16年3番人気モンドキャンノが1着と期待以上の成績を残している。
斬り捨て御免!
5番人気以下の牝馬
牝馬全体の成績は〔0・2・0・27〕となっている。
同日施行のファンタジーステークスではなく、牡馬混合の頭レースを選択するのは自信の表れなのだろうが、牡馬の壁は高いようだ。
特に5番人気以下は〔0・0・0・25〕と全滅している。
前走500万条件
前走500万条件組で馬券に絡むのはなぜか上位人気に推された馬ばかり。
逆に同組でも6番人気以下では〔0・0・0・26〕と全滅している。
人気薄でも好走が多くみられるレースだが、前走500万条件組ならバッサリ切っても問題ない。
軸馬・相手馬の狙い方【無料予想】
京王杯2歳ステークスはあまり上位人気に期待できないレース。
そこで、複勝率100%の1~6番人気のキンシャサノキセキ産駒を軸に据えたい。
また、ダイワメジャー産駒で1~4番人気なら〔0・3・1・2〕と連対率50%なのでこちらから入る手もある。
相手馬は消去法で決めていきたい。
5番人気以下の牝馬、前走500万条件で当日6番人気以下、前走ダート組を切り捨てよう。
荒れることを予想して、軸馬から手広く流したい。
2017年京王杯2歳ステークスの参考レース