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2017年11月3日ファンタジーステークス(GⅢ)の過去の傾向とデータ
今回はファンタジーステークスの過去の傾向とデータをまとめました。
ファンタジーステークスとは京都競馬場で開催される芝1400mの2歳牝馬の国際指定のレースとなっています。
このレースは過去10年で馬連万馬券5回と高配当が狙えるまさに競馬中毒者向けのレースとなっておりますw
人気のゆくえ
過去10年間の上位人気の成績をまとめると以下のようになりました。
1番人気〔1・2・2・5〕
2番人気〔1・0・2・7〕
3番人気〔0・0・3・7〕
1番人気は10頭すべてが掲示板入着をしているが、馬券にはなかなか成就せず・・・
勝利したのも昨年のミスエルテのみとなっており、善戦止まりのケースが多く信頼度は低め。
2・3番人気に至っても、不振が続き馬連の万馬券は実に5回を数えるほど荒れている。
馬連の平均配当は9759円と、とにかく大航海時代のような荒れ模様。
荒れることを前提に馬券を組み立てるのがベストだろう。
前走クラス
デイリー杯2歳ステークスが14年からファンタジーステークスの翌週に移設され、信頼できるステップが消滅した。
りんどう賞組が〔1・3・1・25〕と連対数ではトップだが、複勝率にすると17%ととても主要ステップとは言えない。
各地の2歳ステークスをステップとしたGⅢ組が〔3・0・3・18〕で複勝率27%、未勝利組が〔2・2・5・17〕で複勝率35%となっている。
どちらもイマイチの成績だが、この2つのステップを中心に考えるほかないだろう。
You達何座?
馬としての完成度の高さが問われる2歳重賞らしい傾向と言えるが、1月生まれの成績が〔1・4・1・7〕の複勝率39%。
2~5月生まれはいずれも複勝率10%前後となっており、1月生まれだけ突出しているのが分かる。
該当馬がいれば人気に関係なく押さえておきたい。
~社畜鳥の注目ポイント~
未勝利組
未勝利組は08年から9年連続で馬券に絡んでおり、避けては通れないステップと言っても良いだろう。
特に好走例が多い3つの条件がある。
●キャリア2戦目〔2・1・1・6〕
●前走7・8月出走〔1・0・2・1〕
●前走0.3秒差以上での勝利馬1・1・1・1〕
上記の条件に該当する馬がいればチェックしたい。
血の運命
クロフネ産駒は過去10年で10頭出走しており、〔2・2・2・4〕と複勝率は60%と人気に関わらず素晴らしい成績。
また、クロフネの父であるフレンチデピュティも母の父として注目したい。
過去10年間で母の父フレンチデピュティは3頭出走して②⑤②着と掲示板を外していない。
この親子の血を引く馬は要注意が必要だ。
斬り捨て御免!
オープン特別・重賞勝利馬
このレースより前にオープン特別や重賞で勝利している馬は人気になりやすいが、阪神ジュビナイルフィリーズを見据えて仕上がりが甘いのか〔0・0・3・24〕と連対ゼロを不振にあえいでいる。
実績馬に過度な期待は禁物といったところか・・・
京都デビュー組
本レースと同じ京都デビューの馬は〔0・0・1・12〕と連対ゼロという悲しい結果になっている。
クラシックを狙う関西馬には王道と言える京都デビューだが、このレースに限っては縁遠いようだ。
逆を返せばクラシックには繋がらないという証明にもなる。
軸馬・相手馬の狙い方【無料予想】
過去10年間の三連単の平均配当は220万円を超えている。
10万馬券が7回と荒れに荒れる重賞で、軸を決めるよりはボックスで手広く買った方が的中確率は上がりそうだ。
まずは勝ちきれないが複勝率50%の1番人気。
続いて未勝利組から好走例の多い3つの条件に該当する馬。
最後にオカルト要素になるが1月生まれや芦毛の馬も加えておきたい。
配当の大きいレースだけにむやみに切り捨てることを考えずに組み立てていきたい。
2017年ファンタジーステークスの参考レース
●新潟2歳ステークス
●中京2歳ステークス
●ひまわり賞