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2017年9月30日シリウスステークス(GⅢ)の過去の傾向とデータ
今回は9月末に迫ったシリウスステークスの過去の傾向とデータをまとめました。
シリウスステークスとは阪神競馬場で開催されるダート2000mの3歳以上が出走する国際指定ハンデ戦となっています。
近年はリピーター組に特定の騎手と厩舎を絡めて、美味しい配当をゲットできる傾向にあるボーナス確定のレースです。
懐かしのワンダーアキュートと15年のアウォーディーには感謝しなければいけません。
今年もよろしく!ということでデータを徹底的に紐解いてみましょう。
人気のゆくえ
シリウスステークスが現在の施行条件になってから今年で10年が経過しました。
過去10年間の上位人気の成績をまとめると以下のようになりました。
1番人気〔4・2・1・3〕
2番人気〔1・1・2・6〕
3番人気〔2・3・0・5〕
1番人気は勝率40%、複勝率60%となかなかの安定感を誇っている。
特に14年からは3年連続で連対馬を輩出しており、好調を維持している。
2番人気は信頼度が低く、こちらを狙うなら3番人気の方がまだ見込みはあるようだ。
馬連の平均配当は2397円と低めの配当となっている。
連対馬20頭中15頭は1~4番人気とハンデ戦だが荒れる展開は期待できない。
前走クラス
最も勝利数をあげているステップがオークランドRCT組で〔5・0・0・5〕となっている。
好走か凡走か波は激しいが、勝率50%はかなり魅力的な数字だ。
オークランドRCT組は13・14年は出走自体はなかったが、15年は3番人気のアウォーディーが勝利をあげている。
ありがとうアウォーディー、忘れないよアウォーディー(笑)
オークランドRCTは1600万条件戦だが、同じ阪神競馬場で開催される点からも今後の重要なステップとなりそうだ。
他には平安ステークス組の3連対、エルムステークス組の2連対、BSN賞の2連対が目立った成績を残している。
2ヵ月半以上の休み明けでも6頭が連帯していることから安易に切り捨てはできない。
リピーター
シリウスステークスでは前年馬券に絡んだリピーター組は全13頭いて〔0・5・1・7〕となっている。
勝利こそないものの、2着が40%とリピーターが強いレースとなっている。
また、掲示板外になったのは13頭中1頭のみとリピーター組は確実に上位争いをしている。
着外7頭中6頭は4・7歳馬で、5・6歳馬であれば信頼度はぐーんと上がってくるだろう。
~社畜鳥の注目ポイント~
平安ステークス組
平安ステークスからの直行組は〔0・3・1・5〕となっている。
勝利こそないものの、休み明けでの出走にもかかわらず奮闘している。
馬券に絡んだ4頭の前走着順を見てみると、⑦②⑤④着といずれも一桁着順だった。
逆に、前走で二桁着順だった馬は⑬⑪⑥⑩着だったので、前走の着順で狙えるか仕分けが可能だろう。
小牧・和田竜騎手
シリウスステークスで特に成績の良い小牧騎手と和田騎手の成績をまとめると以下のようになりました。
小牧騎手〔1・3・0・4〕
和田竜騎手〔2・1・1・5〕
両騎手とも出走回数は豊富で、特に騎乗した馬が1~4番人気だった時の成績は安定感がある。
小牧騎手は②⑩①②②着、和田竜騎手は①①③着とほぼ確実に馬券に絡んできている。
今年も両騎手が上位人気馬に騎乗する場合は注意が必要だ。
斬り捨て御免!
トップハンデの下位人気
過去10年間でトップハンデを背負いながら連対した2頭は当日1・3番人気と高い支持を集めていた。
逆に4番人気以下だと〔0・0・1・5〕と馬券に絡んだのは13年3着のグランドシチーだけ。
該当馬がいれば二連勝式での購入はオススメできない。
岩田騎手
岩田騎手は過去7回騎乗しながら〔0・0・0・7〕と取りつかれたように馬券に絡めていない。
11年は1番人気のタガノロックオンで4着に沈んだ。
小牧騎手、和田竜騎手の眩しい成績と違い相性の悪さを見せている。
軸馬・相手馬の狙い方
12頭立て以下だった年の1番人気は〔2・1・0・1〕で唯一着外に外れたのは『斬り捨て御免!』でも紹介した岩田騎手の騎乗馬だった。
少ない頭数だったら1番人気は信頼しても良いだろう。
※岩田騎手は除く(笑)
また、和田竜騎手が上位人気馬に騎乗した際の複勝率は100%なのでこちらも軸馬候補にしたい。
相手選びは基本的に一桁人気を無条件に取り入れたい。
前走好走馬以外で7歳以上の高齢馬や平安ステークス組二桁着順は割引と考えても良いだろう。
あとは、斬り捨て御免!に該当する馬を除いて買い目をなるべく少なくするのがポイントになりそうだ。