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2017年11月12日福島記念(GⅢ)の過去の傾向とデータ
今回は福島記念の過去の傾向とデータをまとめました。
最後に軸馬・相手馬の選び方を無料で載せているので良かったら参考までに・・・
福島記念とはその名の通り、福島競馬場で開催される芝2000mの3歳以上の国際ハンデレースとなっています。
近年では1番人気の信頼度が高く、軽ハンデでも購入できるのは若い世代だけのようだ。
人気のゆくえ
過去10年間の上位人気の成績をまとめると以下のようになりました。
1番人気〔2・3・1・4〕
2番人気〔1・1・1・7〕
3番人気〔1・1・2・6〕
数字だけで見ると1番人気の成績は良くないが、10年以降の過去7年間に限定すると〔2・3・1・1〕(着外は4着)と掲示板を外したことはない。
2番人気もパッとしない成績だが、3着以内は12年以降に集中しており、直近7年で1・2番人気が揃って馬券圏外に沈んだケースは一度もない。
しかし、ハンデ戦だけあって馬連の平均配当は9625円とかなり高め。
前走クラス
昨年は該当馬がいなかったが、最も注目したいのは過去10年間で3勝している富士ステークス組。
他には天皇賞・秋組が2勝を挙げているが、こちらは15年からレース間隔が中1週に詰まっており、中2週だった頃と同じに考えるのは厳しいだろう。
それならば、出走頭数こそ多くないが〔1・1・2・1〕と好走確率が高い秋華賞組を要チェックしたい。
年齢
年齢別の成績をまとめると以下のようになりました。
3歳馬〔3・3・1・10〕
4歳馬〔3・1・2・14〕
5歳馬〔1・4・2・36〕
6歳馬〔2・2・2・36〕
7歳以上〔1・1・2・35〕
勝利数で見るとそこまで大きな差は感じられないが、出走頭数を見ると若い世代の好走確率が高いことは言うまでもない。
昨年は唯一の4歳馬7番人気マルターズアポジーが勝利、2~4着は3歳馬が占めるなど若い力が活躍している。
~社畜鳥の注目ポイント~
前走距離
好走馬のステップは重賞やオープン特別組、1600万条件組と多岐にわたっている。
しかし、勝利馬の前走距離を見ると同距離の2000mは4頭だが、このうち2頭はローテーションが厳しくなる前の天皇賞・秋で、残る6頭中5頭は距離延長組だった。
富士ステークス組が不在だった昨年も勝利したマルターズアポジーは前走マイル戦を走っていた。
前走着順
昨年勝利したマルターズアポジーが前走1600万条件勝ち、2着ゼーヴィントはセントライト記念2着からの臨戦だったが、3着ダイワドレッサーの前走は秋華賞15着だった。
過去10年間でも前走が二桁着順だった馬は6勝挙げており、2着2回3着7回となっており、むしろ大敗していた馬のほうが狙えるという状況だ。
斬り捨て御免!
軽ハンデの4歳馬
52kg以下の軽ハンデ馬の成績は〔2・1・3・18〕だが、連対した3頭はすべて3歳馬だった。
4歳以上に限定すると〔0・0・1・16〕になり、馬券に絡んだのは10年前の07年3着ヤマニンメルベイユだけ。
前走勝利馬から2秒差以上
二桁着順からでも巻き返し可能だがは、前走で勝利馬から2秒差以上も離されていると話は別なようだ。
このパターンでも連対したのは13年に勝利したダイワファルコンのみ。
3着も2頭だけだから割引が必要だ。
軸馬・相手馬の狙い方【無料予想】
三連単が4桁配当だった年は過去10年間で一度もないが、2010年までは20万円超えの配当が続いたのに対して、2011年以降に大きく荒れたのは14年の1回だけ。
1番人気の信頼度アップの要因は明白で、マルチではなく1・2着欄にマークして流す形がオススメ。
相手馬には特に3着を手広く流したいが、世代的には3・4歳馬を優先して、枠順は内目の馬を重視したい。
逆に3ヵ月を超える休み明けは好走例が極めて少ないので大きな割引となる。
2017年福島記念の参考レース