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2018年1月21日アメリカJCC(G2)の過去の傾向とデータ
今回はアメリカJCC(GⅡ)の過去の傾向とデータをまとめました。
アメリカJCCとは中山競馬場で開催される芝2200mの4歳以上国際レースとなっています。
近年では上位人気の関東馬が絶好の狙い目となっているようだ。
人気のゆくえ
過去10年間の上位人気の成績をまとめると以下のようになりました。
1番人気〔2・1・0・7〕
2番人気〔3・2・2・3〕
3番人気〔1・1・3・5〕
1番人気は2勝しているが、1番人気としては信頼度はかなり低い。
それなら、2番人気の方が軸として可能性があるだろう。
なお、2番人気で3着以下に敗れた5頭はいずれも関西馬だった。
馬連の平均配当は5619円で、万馬券は過去10年で3回記録しており、別定GⅡでも穴狙いでも問題ないだろう。
三連単でも10万円超えが4回出ているので、絞りすぎるくらいなら手広く流した方が得策だろう。
前走クラス
主要ステップの成績をまとめると以下のようになりました。
有馬記念組〔4・2・1・9〕
金鯱賞組〔2・2・0・3〕
中山金杯組〔2・2・1・25〕
成績を見ると有馬記念組が最有力候補だろう。
しかし、過去3年間は該当馬が2頭のみなので、出走してくれば注意したいがあまり参考には出来ないデータだ。
一方で、近年好成績を残していた金鯱賞組は17年から3月に移行している。
12月に施行時期が戻った中日新聞杯組が代役となれるかどうかが今後のポイントになりそうだ。
出走頭数最多を誇る中山金杯組は勝率・複勝率ともにイマイチな様子。
所属
11~13年にかけて関西馬が複数馬券に絡んだが、その3年間以外は関東馬がほぼ独占している。
08~10年、16~17年は地の利を活かせているのか、馬券圏内独占している
2番人気で凡走したケースはすべて栗東勢、1番人気で着外となった7頭中4頭も関西馬だった。
すべての馬券は関東馬から組み立てるのが基本となるだろう。
~社畜鳥の注目ポイント~
前走距離
近年主力となっていた金鯱賞からのローテーション組は3月への移行で消滅した。
しかし、〔4・7・4・42〕の好成績を残している芝2000m組が主力であることに変わりはない。
特に前走重賞1~3着馬に絞れば〔2・2・4・4〕で3年連続で連対中。
福島記念、中日新聞杯、中山金杯の好走馬は注意が必要だ。
騎手の乗り替わり
秋から冬はオフシーズンを利用して、海外から多くの外国人騎手が短期免許で日本にやってくる季節。
当然のことながら、乗り替わりが多く行われることとなる。
面白いデータがいあるのだが、前走が外国人騎手で本レースを日本人騎手が跨った馬は〔1・2・1・5〕と狙い目となっている。
少数精鋭とはいえ、この複勝率はなかなかのものだ。
斬り捨て御免!
年明け後の出走レース
3か月以上の休み明けで好走したのは17年1着タンタアレグリアのみ。
しかし、間隔が空くのと同様に詰め込みすぎるのも禁物。
年明け後、中山金杯以外に出走した馬は〔0・0・1・16〕となっており、適度な間隔が好ましい。
前走1600万条件勝利馬
毎年必ず前走1600万で勝ち上がってきた馬が出走しているが、〔0・0・2・13〕と苦戦を強いられている。
未知の魅力に賭けて人気を集めるケースもあるが、14年1番人気レッドレイヴンが4着に敗れるなど、結果を残せていない。
軸馬・相手馬の狙い方【無料予想】
直近4年間で10万円オーバーが2回となかなかの荒れ模様。
買い目が絞りづらいのは事実だが、強いて軸にするならば1~5番人気の関東馬だろう。
通算〔6・5・3・13〕と複勝率50%を超えているが、前走重賞組に絞れば〔6・3・2・7〕で出走があった年は必ず馬券に絡んでいる。
ここから手を広げて高配当を狙いっていきたい。
外国人騎手が騎乗しなかった関西馬は14年以降馬券に絡んでいないので思い切って切り捨ててしまっても問題ないだろう。
馬体重470kg以下の馬も連対ゼロとなっており、押さえても3着まで。
2017年アメリカJCCのレース検証
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出走予定馬と予想オッズ