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2018年2月11日 共同通信杯(GⅢ)の過去の傾向とデータ
今回は共同通信杯の過去の傾向とデータをまとめました。
共同通信杯は東京競馬場で開催される芝1800mの3歳国際特別指定のレースとなっています。
このレースは上位人気が強く、ディープインパクト産駒が好調の傾向にあります。
人気のゆくえ
過去10年間の上位人気の成績をまとめると以下のようになりました。
1番人気〔2・2・2・4〕
2番人気〔2・3・1・4〕
3番人気〔3・1・2・4〕
4番人気〔1・0・1・8〕
1番人気の複勝率60%はなかなかの成績。
2・3番人気も負けず劣らずの成績で、飛び抜けた成績ではないが上位人気陣が馬券を席巻している。
馬連の平均配当は2990円と平均的な配当。
過去10年間で万馬券は一度も出ていない堅いレースとなっている。
それもそのはず、連対馬20頭すべて1~6番人気で占められている。
前走クラス
過去10年間の主要ステップの成績をまとめると以下のようになりました。
朝日杯FS組〔1・2・0・4〕
ホープフルステークス組〔1・0・0・4〕※重賞格上げ後
京成杯組〔0・0・2・11〕
共同通信杯は特段このレースが結び付くといった感じは見受けられない。
その中でも、出走頭数は少ないが高確率で好走しているのが朝日杯フューチュリティステークス組。
ホープフルステークス組も好成績を収めていたが、格上げ後はイマイチの成績。
前走中山2000m組は苦戦をしているようだ。
また、近年好調のセントポーリア賞の連対馬に注意したい。
血の運命
圧倒的な成績を残しているのがディープインパクト産駒。
成績は〔2・2・6・13〕となっており、11年に初年度産駒が出走してから7年連続で馬券に絡んでいる。
しかも1~6番人気に限定すると〔2・2・5・8〕と信頼度はグッと上がる。
次いで好成績なのがステイゴールド産駒の〔2・0・0・2〕となっている。
サンデーサイレンス系の種馬の強さが目立っているようだ。
~社畜鳥の注目ポイント~
東京スポーツ杯2歳S組
前年秋に同じ東京競馬場の芝1800mで行われる東京スポーツ杯2歳ステークス。
このレースで連対していた馬は直行組も含めると〔3・1・0・2〕と勝率50%は驚異の数字。
やはり同じ条件だけに好走する可能性は高いと見てよいだろう。
今後も東京スポーツ杯2歳S組が出走する場合は積極的に馬券に絡めていきたい。
枠順
共同通信杯は外枠が不調なようだ。
12頭立て以上で行われた6回の結果をまとめると、12枠番より外の成績は〔0・0・1・16〕と惨敗している。
唯一馬券に絡んだ1頭は11年3番人気ディープサウンドのみとなっている。
上がり勝負になることが多く、出走頭数が多いとコースロスが発生しやすくなるので人気があっても注意が必要だ。
斬り捨て御免!
前走未勝利組
共同通信杯はクラシックにも直結する重要かつハイレベルなレースである。
そのため、実力や実績がある程度ないと通用できないようだ。
このレースでは好走した馬の大半が前走で重賞かオープン戦に出走していた。
前走未勝利組は〔0・0・0・13〕と全滅している。
軸馬・相手馬の狙い方【無料予想】
前走が朝日杯FSかつ3着以内なら〔1・1・0・0〕と連対率と100%
また、前年の東京スポーツ杯2歳Sの連対馬は〔3・1・0・2〕とこちらもかなり優秀。
該当馬が出走していれば1・2着固定で狙っていきたい。
相手馬は1~6番人気の上位陣をマークしたい。
ただし、3着に伏兵が好走する可能性があるので、上位人気は相手の1・2着欄にマークしよう。
3着には全通りマークするという保険を効かせても良いかもしれない。
点数を絞りたい場合の3着欄には前走未勝利組や、前走500万条件組などを除いてマークしよう。
また、斬り捨て御免!や外枠を排除して買い目を絞るのもあり。