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2018年1月14日日経新春杯(GⅡ)過去の傾向とデータ
今回は、日経新春杯の過去の傾向とデータをまとめました。
日経新春杯とは京都競馬場で開催する芝2400mの4歳以上の国際ハンデ戦となっています。
愛知杯に続いて金鯱賞の施行時期も移行しており、今後のステップに注目が集まっています。
人気のゆくえ
過去10年間の上位人気の成績をまとめると以下のようになりました。
1番人気〔2・4・1・3〕
2番人気〔4・2・0・4〕
3番人気〔1・3・0・6〕
1番人気の成績を見るとなかなか信頼できそうにない成績だが、10年以降では馬券圏外に沈んだのは15年サトノノブレス(11着)のみで、信頼度は上がってきている。
2番人気は過去10年で4勝6連対とこちらも軸馬には十分期待したい。
馬連の平均配当は3493円で、三桁配当が過去10年で6回と堅い決着が多い。
16・17年は2年連続で1・2番人気で決着しており、配当も非常にお堅いものとなっている。
前走クラス
過去10年間の主要ステップの成績をまとめると以下のようになりました。
クラシック組〔3・0・0・3〕
有馬記念組〔2・0・1・6〕
クラシック組は勝率50%とハイアベレージで、昨年もミッキーロケットが菊花賞をステップに勝利している。
有馬記念組からも勝利馬は出ているが、14年以降では上位人気が出走しながらも掲示板にすら届いていない状況だ。
相性の良かった愛知杯に続いて金鯱賞も施行時期が変わったため、今後のステップレースとしての動向に注目したい。
キングカメハメハ産駒
キングカメハメハ産駒の成績は〔4・0・1・5〕と勝率40%とかなりの好成績。
しかも、リピーターではなく全て別の馬の活躍なので信頼度はかなり高い。
16年2番人気1着のレーヴミストラル、17年1番人気1着のミッキーロケットと2年連続でキングカメハメハ産駒が勝利している。
1・2番人気に絞れば〔4・0・1・0〕と圧倒的な勝率。
~社畜鳥の注目ポイント~
クラシック組
3歳牡馬クラシック組の単勝オッズに注目すると、3.9倍以内だった馬は〔2・0・0・0〕と1着固定で軸馬にできるレベルだ。
※ダービー組・菊花賞組のみ
ただし、該当しない場合でも出走した6頭中5頭が掲示板を確保しているので、相手に入れておくのが賢明。
大内の1枠
1枠の成績は〔4・1・0・10〕で他の枠が1勝止まりの中、群を抜いて好成績を収めている。
さらに08年からの5年間では〔1・0・0・6〕に対し、13年以降の5年間では〔3・1・0・4〕と何か仕組んでいるのではないかと思われるほどの好成績。
13年には⑩①人気で1枠同士の決着となっている。
斬り捨て御免!
高齢馬
7歳馬の成績は〔1・0・0・28〕で、08年3番人気1着のアドマイヤモナークを最後に馬券に絡めていない。
8歳以上に至っては〔0・0・0・19〕と全くの問題外。
高齢馬は人気に関わらず、大幅に割引にしても問題ないだろう。
馬体重470kg未満
馬体重470kg未満の小柄な馬の成績は〔0・0・4・20〕となっている。
12年以降は3着が1回のみと、年々苦戦を強いられている状況だ。
ただし、470kg台になると〔3・4・0・18〕となかなかの成績を残している。
小柄な馬は人気に関わらず割り引いても問題ないだろう。
軸馬・相手馬の狙い方【無料予想】
近年信頼度が上がってきている1番人気を軸にするのも良いが、クラスを問わず前走1番人気で本レースでも1・2番人気に支持されている馬を軸にしても良いだろう。
その場合は1・2着固定で軸にするのがポイントだ。
また、キングカメハメハ産駒が上位人気であれば1着付けに攻める手もある。
相手馬は、前走1000万条件組でも〔1・1・1・2〕なので格は気にせず、4・5歳馬を中心にピックアップしたい。
三連単の平均配当は10万5634円だが、1万円にとどかない年も半数あるので穴に目がくらんで手を広げ過ぎないようにしたい。