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2018年2月11日 京都記念(GⅡ)の過去の傾向とデータ
今日は京都記念の過去の傾向とデータをまとめました。
京都記念とは京都競馬場で開催される芝2200mの4歳以上国際別定レースとなっています。
GⅠで勝負を繰り広げてきた猛者たちが凌ぎを削るハイレベルなレースとなっている。
人気のゆくえ
過去10年間の上位人気ををまとめると以下のようになりました。
1番人気〔3・2・1・4〕
2番人気〔0・1・4・5〕
3番人気〔3・3・1・3〕
上位人気で相性が良いのが1・3番人気である。
2番人気の勝利無しはなんだか不気味であるが、こうもはっきり見えると切りやすい。
京都記念はGⅠ勝利馬が複数出走することもあり、力通りの結果となることが多いようだ。
馬連の平均配当は2196円と、上位人気の堅調な運びで配当は控えめ。
しかも、馬連は万馬券どころは50倍以上の配当が一度もないので穴狙いは禁物!
社畜猫さんにしっかり言っておかなきゃ"(-""-)"
あの人、すぐ美味しい配当狙うから(笑)
三連単も過去10年間で10万円超えはなく、少ない買い目で狙っていきたい。
前走クラス
主要ステップは有馬記念組の一択と考えても良いくらいだろう。
過去10年間の成績は〔4・1・3・7〕と該当馬の半数が馬券に絡む活躍ぶり。
馬券に絡めなかった08・13年は1頭のみの参戦となっており、15・17年に至っては出走していない。
複数出走してきたらどちらかは馬券に絡むと考えてよい。
連対馬20頭中18頭は前年11月以降に出走しており、休み明けでの参戦は3着が精一杯といったところか。
ローテーション
前年の秋に海外へ遠征していた馬は〔2・2・2・1〕。
複勝率86%とかなり高確率で馬券に絡んでくる。
17年は香港・フランスへ遠征していた3頭が上位独占と海外遠征組の奮闘が見て取れる。
また、近年はハードな争いとなる有馬記念をパスして、京都記念に水準を定めた年明け初戦組がもっとも成績がよい。
~社畜鳥の注目ポイント~
有馬記念組
有馬記念組は最上級のGⅠクラスということもあり、出走すれば着順や人気に関わらず上位に絡んでくる可能性が高い。
そこで、注目したいのは当日の馬体重である。
馬券に絡んだ8頭中6頭が前走から馬体重が8kg以上増えていた。
そのうち、5頭が二桁の馬体重増となっている。
安易に絞り切れていないと判断するのは禁物だ。
東の堀、西の大久保龍
堀厩舎は16・17年でサトノクラウンで連覇しており、10・12年にもジャガーメイルとダークシャドウで2着と好走している。
堀厩舎は4戦でパーフェクト連対を誇っている。
また、大久保龍厩舎も3戦で〔1・2・0・0〕とこちらもパーフェクト連対。
東では堀厩舎、西では大久保龍厩舎が絶対的存在感を放っている。
他にも池江寿厩舎が2勝をマークしており、相性の良いレースとなっている。
斬り捨て御免!
前走GⅡ組
本来なら京都記念に直結するはずの芝中距離GⅡだがそう上手くはいかないようだ。
前走GⅡ組〔0・1・2・38〕
※以下内訳
AJC杯組〔0・0・1・15〕
日経新春杯組〔0・0・1・16〕
前走GⅡ組は振るって調子が悪いが、特に5~8歳馬は全滅しているので注意が必要だ。
高齢馬
7歳以上の高齢馬の成績は〔0・1・1・23〕と凄惨たる結果に・・・
昨年は7歳のスマートレイアーが2着と激走したものの、スマートレイアーは前年に海外遠征をしていた牝馬であった。
牡馬に限れば09年以降1頭も馬券に絡んでいない。
軸馬・相手馬の狙い方
人気だけで見ると10年以降の過去8年間は1~6番人気までの組み合わせとなっている。
馬券対象になるのはこの6頭と考えて良いだろう。
また、1~3番人気のいずれかが必ず連対しているので、1~3番人気を1・2着欄にマークして6頭に流すのが一番簡単な方法である。
買い目は96点と多くなるが、直近の配当を見ても十分プラスになる。
96点は多い!!
という方には、前年秋に海外遠征をした馬を軸にしてマルチで攻める方法も悪くない。