すべての物語は食から始まる Part3
明けましておめでとうございます!
社畜鳥でございます。新年早々、北風と上司が私を虐めてきます。
今回は、前回の記事でお話しした競走馬の食事について掘り下げていきたいと思います。
前回の記事はこちらから
マメ科の牧草について
今回は前回に引き続き、マメ科の牧草について説明していきたいと思います。
マメ科の牧草は主に『アルファルファ』・『クローバー』が挙げられます。
アルファルファ
アルファルファはルーサンとも呼ばれ、水はけの良い石灰質の土壌に最も相性が良く生育します。アルファルファは品種が多く用途や気候に合わせて、世界各地で栽培されています。
タンパク質の含有量が高く、カルシウムなどのミネラルも豊富で牛の嗜好性も高いことから「牧草の女王」と呼ばれています。
青草や乾草としての利用だけではなく、加工されて様々な用途の飼料原料としても利用される。
良質のタンパク質やミネラル類を豊富に含むので利用価値は非常に高いが、与えすぎると肥満の原因となるので注意が必要だ。
クローバー
クローバーは赤クローバーと白クローバーの2種類に分けられる。
赤クローバーは名前の通り赤い花が咲き、イネ科の牧草と混ぜて利用されることが多い。白クローバーは白い花が咲き、赤クローバーより踏みつけに強く放牧用の牧草として利用される。赤クローバー・白クローバーともに栄養価が高く、与えすぎには注意が必要になる。
以上が代表的なマメ科の牧草の紹介でした。
代表的なものでこれだけ沢山の種類があるとは奥が深いですね。
JRAファシリティーズ
JRAF-JRAファシリティーズ株式会社とは競馬場やウインズの清掃、馬の飼糧及び調教に用いる器具器材等の輸入・販売など、競馬に関するあらゆる事業を網羅している会社です。
このJRAファシリティーズでは、これまでに挙げた牧草を利用した加工飼料が販売されています。現在では切草・5-MIX・ファイバープロテクト・ヘイキューブが販売されています。
それぞれの用途や状況に合わせて摂食させると、さらに競走馬の能力を向上させる事が出来るので見極めも重要な仕事になります。
JRAファシリティーズで販売されている商品についても、今後説明していきたいと思います。
次回は競走馬ならではの濃厚飼料である燕麦についてご紹介したいと思います。
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