2016年 天皇賞秋傾向

2016年10月30日に東京競馬場で行われる天皇賞秋の予想に使える過去10年の傾向と過去データを人気・配当・ステップから読み解く。

過去10年のデータと傾向

人気

1番人気は(4-2-2-2)の成績で馬券対象から外れたのは2頭のみ。

馬券から外れたのはスイープトウショウ、ブエナビスタでいずれも牝馬かつ5歳馬。
今年、人気が予想されるルージュバックは牝馬であるものの4歳馬。
ブエナビスタは4歳時に勝利しており、データ的に割引は必要ない。

2番人気は(0-3-3-4)で優勝馬こそ出ていないが、複勝率60％なら。相手としては堅い。
3番人気は(0-0-2-8)で信用度には欠ける。

一方で好調なのは5番人気(4-0-0-6)と勝率は非常に高い。

配当

馬連平均4976円
万馬券は1回しかなく、過度な高め狙いは危険。

三連単平均75712円
10万以上の配当が過去に5回。
5万円以下の配当が過去に5回と三連単は堅い年とやや荒れる年の二極化。
1,2番人気が両方飛んだことはなく、いずれかは絡むという認識。

ステップ

毎年連対している毎日王冠組(6-4-3-49)が主力。
昨年はステファノスが10番人気で連対しているように、人気薄でも侮れない。

つづいて、宝塚記念が5連対の(2-3-1-13)
なかでも、1,2番人気に限定すると(2-2-1-2)と高成績。

その他は札幌記念(1-0-2-10)、京都大賞典(1-0-0-17)、オールカマー(0-1-0-27)、OP特別(0-0-1-12)で割引。

データ深読み

毎日王冠組は09年のカンパニー(当時8歳)を除いてみると4歳馬(2-3-1-7)、5歳馬(3-0-1-14)と連対馬のほとんどが4,5歳馬であることが明らか。
なお、4歳馬が4番人気以内に支持された場合は(2-2-1-1)
6歳馬は(1-0-1-21)でカンパニーを除けば連対ゼロ。
推奨馬
アンビシャス、ルージュバック、ステファノス

データからの結論

上記のデータ傾向から軸広報はアンビシャス、ルージュバック、ステファノスの3頭。
次に宝塚記念組かつ4歳馬のサトノクラウン。
京都大賞典の勝ち馬キタサンブラックの参戦はなく、2着アドマイヤデウスは京都巧者のイメージ強く・・・
ラブリーデイも衰えがあることは認めなければならないだろう。

ならば実績認めて、札幌記念組モーリスか。
前走、退けたレインボーラインは菊花賞で2着とレースレベルが高い札幌記念であったことは証明された。

◎ルージュバック
○アンビシャス
▲モーリス
△ステファノス

この4頭が最有力候補。

参考レース

■毎日王冠

出走予定馬

アドマイヤデウス
牡5 58.0 岩田 橋田

アンビシャス
牡4 58.0 ルメール 音無

エイシンヒカリ
牡5 58.0 武豊 坂口

カムフィー
牡7 58.0 横山典 池上和

クラレント
牡7 58.0 小牧 橋口

サトノクラウン
牡4 58.0 岩田 堀

サトノノブレス
牡6 58.0 福永 池江

ステファノス
牡5 58.0 川田 藤原英

ヒストリカル
牡7 58.0 横山典 音無

モーリス
牡5 58.0 モレイラ 堀

ヤマカツエース
牡4 58.0 池添 池添兼

ラブリーデイ
牡6 58.0 ルメール 池江

リアルスティール
牡4 58.0 福永 矢作

ルージュバック
牝4 56.0 戸崎圭 大竹

ロゴタイプ
牡6 58.0 田辺 田中剛

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