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2017年4月2日大阪杯(GⅠ)の過去の傾向とデータ

2017年4月2日大阪杯(GⅠ)の過去の傾向とデータ

 

皆さん、こんにちわ。
社畜鳥でございます。先週負けたら今週勝てばいいでしょと私の預金通帳がアップを始めましたよ。

今回は来月2日に開催される大阪杯(GⅠ)の過去のデータと傾向をまとめました。
大阪杯(GⅠ)とは阪神競馬場で開催される芝2000mの4歳以上国際指定のレースで今年で61回目の開催となる。
また、春の古馬中距離戦線を充実させるため、今年からGⅠに昇格することになったGⅠ元年の記念すべき一戦となる。

 

人気と配当

GⅠに昇格となったが日程や距離・コースは変わらないので、2007年以降の過去10年間のデータを参照します。
1番人気は〔4・3・2・1〕となっており、唯一の着外は直近の16年だが、安定感は抜けている。
GⅠになって混線化が進み、従来のような強さが見られない可能性もあるかもしれないが、引き続き注目したい。
2番人気も〔2・2・1・5〕と健闘しているが、3番人気から9番人気までは大混戦となっている。
馬連平均配当は4703円、1番人気が強く比較的堅めの配当は多いが、1番人気の相手が人気薄で中穴、あるいは1番人気が2着を外して万馬券というケースも見られる。
また、10番人気以下の好走がないので、三連単の大波乱は期待できない。

 

前走クラス

これまで〔3・2・1・11〕の中山記念と〔3・1・3・10〕の有馬記念が二大ステップとして、成績も拮抗していた。
このうち中山記念は大阪杯への優先出走権が付与されるトライアルとなることが決定しており、ますますその重要性が増しそうだ。
同様にトライアルとなる金鯱賞ともども注目していきたい。
これらに続くのが〔1・2・2・5〕の京都記念で、同じ関西圏のレースだけにGⅠ昇格後も警戒が必要かもしれない。
また、先の有馬記念を除く前年秋のGⅠ組も〔2・1・3・5〕と好調を維持している。
要は実力馬が強く、有馬記念組と合わせて実力馬の休み明けは脅威となる。
対して、前走OP特別組・条件戦組は〔1・1・0・22〕とかなり苦戦しており、GⅠとなることでますますこの傾向は進むと思われる。

 

波乱の主役

●有馬記念で牡馬相手に健闘したGⅠ牝馬は脅威になる!
これまで10番人気以下の激走がなく荒れるレースではないが、4番人気の牝馬が過去2年連続で好走し、トータルで3度も馬券に絡んでいる。
実際、牝馬は通算〔2・0・2・5〕となかなか相性がよく、出走した牝馬9頭中7頭がGⅠ馬で、馬券に絡むのもまたGⅠ馬のみ。
有馬記念で1桁着順以来の出走なら現状で勝率は100%なのに対し、エリザベス女王杯からの直行は〔0・0・0・3〕で、牝馬の好走ステップは牡馬混合重賞からに限定されている。
ただ、これはGⅡ時での結果なので、メンバー強化が必至となるGⅠ昇格により、どう転ぶのかわからないが引き続き注目していきたい。

 

●2016年12月25日『有馬記念(GⅠ)』のレース映像

 

~社畜鳥の注目ポイント~

 

中山記念組

●トライアルとなって連対馬にますます注目!
11年~15年まで〔0・1・0・7〕と不振だった中山記念組だが、16年は久々の優勝となった。
トライアルとなることで今後ますます大阪杯の重要なステップになるはず。
傾向では前走着順に特徴があり、全3勝はすべて2着馬。
通算は〔3・0・0・2〕で着外に消えた2頭には『皐月賞馬』という共通点があった。
1着馬はこれまで1度しか出走がないが〔0・1・0・0〕と連対は確保している。
今後は優先出走権があるため、ドバイ遠征も減りそうで、故障等がない限り出走は濃厚で、2着馬ともども連対馬には注目が必要になる。

 

●2016年2月28日『中山記念(GⅡ)』のレース映像

 

年齢

●約半分が3着以内の4歳馬がレースの中心
4歳馬が〔6・3・3・15〕と連対馬のほぼ半数を占める活躍を見せており、今後も当世代の中心は揺るがないだろう。
5歳馬も〔3・4・2・21〕と健闘しているが、6歳馬は〔1・2・5・25〕で、好走しても3着のパターンが目立つ。
7歳以上は〔0・1・0・29〕で連対したのは8頭立ての少頭数で、そのうち7歳馬が3頭もいた14年のみなのでデータとしての信憑性はあまりない。
フルゲートにもなりそうなGⅠ元年の大阪杯は高齢馬にとって厳しい戦いになりそうだ。

 

軸馬・相手馬の狙い方

軸馬の狙い方

1番人気を素直に軸馬に推したいところだが、GⅠ昇格元年、昨年の1番人気『ラブリーデイ』の4着も加味するとここは慎重に吟味するべき。
出走してくれば狙いたいのが、4歳馬か5歳馬であることを条件に、中山記念の連対馬(皐月賞馬以外)と、牡馬混合重賞経由のGⅠ勝ち実績のある牝馬。
どちらもフォーメーションの1着付けで狙える。

 

相手馬の狙い方

4歳馬・5歳馬を中心に7歳以上の高齢馬を消して、相手を9番人気までに絞り込む。
中山記念や前年秋GⅠ組、京都記念を狙い、金鯱賞組は大阪杯が叩き2戦目という馬だけを選択しよう。
キングカメハメハ産駒は不振だが、ディープインパクト産駒は複勝率55%超。
出走はおそらくありそうなので、軸馬でないならヒモにピックアップしたいところだ。

 

これが買えない!

キングカメハメハ産駒

キングカメハメハ産駒はスピードに加えてパワーにも優れ、阪神芝とも相性が良い。
GⅠ級の活躍馬も多いが、不思議なことに大阪杯では〔0・0・0・9〕と大不振に陥っている。
16年は1番人気のラブリーデイが人気を裏切り、12年と13年にはGⅠ2勝馬のローズキングダムが挑戦したが、いずれも馬券外に敗れている。

 

叩き2戦目以外の中2週

そもそも中2週は〔0・1・0・17〕と苦戦しているが、唯一連対したのは休み明けを叩いて2戦目だった14年のトウカイパラダイスのみ。
叩き3戦目以上だった馬は〔0・0・0・10〕と全滅している。
本番まで中2週に設定された金鯱賞には不吉なデータで、金鯱賞組が叩き2戦目か叩き3戦以上かは、しっかり把握しておきたい。

 

 

◎2016年大阪杯のレース検証

GⅠ昇格の前祝!?
豪華メンバー勢揃いの中1番人気『アンビシャス』が好位からの万全の競馬で逃げる『キタサンブラック』を交わして重賞2勝目となった。

昨年3月に17年度のGⅠ昇格も視野にあると報道された大阪杯。
GⅠ昇格の基準は「直近3年間のレーティング平均が115ポンド以上」。
そして今年のメンバーはGⅠ馬5頭にアンビシャス、タッチングスピーチと昇格基準を軽々クリアする豪華メンバー。
GⅠ昇格の基準を満たすために揃えたのかと思われるほど。

その甲斐あって、大阪杯は17年度からGⅠへ昇格する。
とはいっても、レースは1000mの通過タイムは61秒1の超スローペースで「行った行った」の決着。
この内容でGⅠ昇格と言われてもなんだか府に落ちない・・・

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