2017年8月27日新潟2歳ステークス（GⅢ）の過去の傾向とデータ

社畜鳥

皆さん、こんにちわ。社畜鳥でございます。

今回は8月の最終週に行われる新潟2歳ステークスの過去の傾向とデータをまとめました。
新潟2歳ステークスとは新潟競馬場で開催される芝1600mの2歳国際特別指定のレースとなっています。
このレースは2着に二桁人気が多数食い込んでくる、高難度の2歳重賞レースとされています。

前走クラス

08年にマリーゴールド賞がなくなってから、新潟2歳ステークスの主要ステップは3レースのみに限定された。
最も好成績なのは新馬組の11連対、次に未勝利組の5連対、最後にダリア賞組の3連対となっている。

特に直近5年でみると、未勝利組3連対に対して新馬組が7連対と新馬組の好走が目立つ。
新馬組に優先権があるとはいえ、キャリアよりも素質を重視するべき一戦と言えるだろう。
一方、ダリア賞組は11年以降は馬券に絡めず全滅している。

過去10年間のレース間隔別での成績をまとめると以下のようになりました。
中2～4週〔3・5・1・88〕
中5週以上〔7・5・9・44〕

出走頭数と成績を見て一目瞭然となっている。
中5週以上の中でも中5週組が5連対、中7週以上組が5連対とこの2つの組に注目したい。

素質が求められるレースだけあって、使い込まれている馬よりその場の空気や勢いに乗ってくる馬のほうが好走しやすいのだろうか・・・

近年好成績を収めている新馬組で注目したいのが中京芝1400m組である。
12年3着サウンドアリーナ、13年1着ハープスター、16年1着ヴィゼットジョリーが該当するが、この3頭に共通するのが新馬戦で上がり最速をマークしていたこと。

好走馬の共通点は中京芝1400mで上がり最速のタイムを出していたことを考えると、素質に賭けて軸としても面白い選択となりそうだ。

前走の距離別での成績をまとめると以下のようになりました。
1200m組〔0・2・3・24〕
1400m組〔6・2・2・62〕
1600m組〔4・3・3・26〕
1800m組〔0・3・2・27〕

距離別でみてみると、勝利しているのは1400m組と1600m組の2つに限定されている。
1200m組と1800m組は2着までが最高の成績となっている。

勝率を取るなら1400m組、連対・複勝率を取るなら1600m組がオススメ。

最高成績を収めているのが1番人気だが、オッズを見てみると面白いデータが見えてくる。

単勝オッズ4倍未満〔4・2・0・1〕
単勝オッズ4倍以上〔0・0・0・3〕

単勝オッズ4倍未満の1番人気は勝率・連対率ともに絶対的な成績だが、単勝オッズ4倍以上の1番人気は馬券に絡めず沈んでいる。
4倍以上の1番人気は人気が割れて、押し出されて作られた1番人気なので信頼度は非常に下がる。

逃げ馬の成績は〔0・0・0・10〕と文句なしの斬り捨て対象となる。
新潟2歳ステークスはスピードよりも後半の瞬発力が求められるレースなので逃げ馬の活躍には厳しいところ。
また、新潟競馬場では後半の開催なので馬場が傷み、内より外へ進路を取る馬が多くなり、レースがやりづらい場面もある。

1着馬は1～4番人気から選択するので問題ないだろう。
1番人気の取捨選択は『斬り捨て御免！』であげた単勝オッズ4倍以下かどうかを見て決めたい。

1番人気が不安なら3・4番人気を1着候補として推したい。
ただし、上位人気馬は1着候補で、2着には人気薄が激走してくると考えた方が良いだろう。
このレースでは上位人気同士の組合わせはオススメしない。

また、ダリア賞組・前走牝馬限定戦組は消して、『社畜鳥の注目ポイント』や『斬り捨て御免！』を参考にしながらフォーメーションを組んでいきたい。

◎グランデウィーク
○ムスコローソ
▲ホーリーレジェンド
△シンデレラメイク
△プレトリア
☆トッカータ

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