DMMドリームクラブ クラブ紹介 一口馬主

【一口馬主】DMMドリームクラブとは!?徹底解説!

先日、新規一口馬主クラブとして「ワラウカド」が参入したが、今度は(株)DMM.COMが新規一口馬主クラブ「DMMドリームクラブ」を発足することを発表した。
DMMドリームクラブがどのようなクラブなのか?紹介していきます。「DMMバヌーシー」とは何かを紹介していきます。

実際にセレクトセールを取材したライターさんの協力を貰い、募集馬の解説を記載しています!
どの馬に出資するか悩んでいる方は必見です!!

※2017年8月4日追記

募集に関して

DMMドリームクラブが本格的に稼働するのは2017年8月5日。
セレクトセールに参加しており、
1日目にラヴズオンリーミーの2016を1億6000万円で落札。
2日目にシュガーハートの2017を1億4500万円。ドナブリーニの2017を3億7000万円で落札した注目のクラブ。

口数を10,000口で募集するという現在あるクラブの中で最大の割り数になる。(今までは広尾レースクラブの2,000口)
他のクラブとの大きな違いは、申込時の出資形態にある。
他のクラブは資料請求を行いカタログが手元に送られてから書面で入会申し込み、出資申込を行うが、
DMMドリームクラブは全てネット上で完結する申込手順を行うと発表されている。
また、預託料を前払いで一括納入する形態をとるらしく、毎月の支払いが発生しないシステムとなる。
場合によっては(早期引退等)余剰金を返還するケースもあるそうだ。

DMMバヌーシー

いままでのクラブにはなかった初の試みとして、「DMMバヌーシー」と呼ばれる一口馬主会員向けのスマートフォンアプリが登場する。

アプリのコンセプトは「投資やギャンブルではなくて感動体験の共有」と発表がされた。


コンセプトの通り、馬主生活を楽しむためのコンテンツが充実しており、愛馬の調教や厩舎での様子が映像や静止画で確認でき、
他のクラブにはない、実際の馬主に近い間隔で愛馬の成長を見守ることができる。

従来の郵送をメインとしたクラブと会員のコミュニケーションラインが大きく改善され、より早く情報伝達がされるのも魅力的だ。
また、アプリから購入ボタンのようなもので、手軽に出資することが可能になる予定。

出資者からすれば手続きの簡略化、クラブからするとカタログ送付や郵送料がカットされることでコスト削減につながるというメリットもある。

募集馬

現在、分かっている募集馬は下記の通り。

ラヴズオンリーミーの2016

■セレクトセール時の写真


ノーザンファームの生産馬でドバイターフを勝利したリアルスティールの半妹にあたる同馬。(ラングレー、プロティガルサンも兄弟)
兄のリアルスティールを管理している矢作芳人厩舎に所属予定で、注目を集めるであろう1頭。
一週間前から購入を決めていたというDMM取締役野本氏。1億6000万円セレクトセール1日目に落札をした。

セレクトセールでの印象は、小柄な馬体でまだ幼さが残る。
現段階では特別光る印象はないが、今後の成長を加味した伸びしろは大きそうで期待できる1頭であることは間違いない。

■募集価格

総額:3億2000万円
口数:10,000口
一口あたりの金額:3.2万円

■兄弟馬について

・リアルスティール

ノーザンファーム生産
矢作芳人厩舎所属
馬主:サンデーサラブレッドクラブ

主な戦績
皐月賞 2着
ダービー 4着
菊花賞 2着
ドバイターフ 1着
ジャパンカップ 5着

同馬の募集総額は8000万円であったことを考えると今回のラヴズオンリーミーの2016はかなり高い印象を受ける。
現状のリアルスティールの獲得賞金は7億5000万円を超えており、回収率は900%を超えている状況だが、
3億募集かつ牝馬となると回収できるか不安は大きい。

牡馬であれば種牡馬売却で高額な払い戻しを受けるケースがあるだけに、配当金を軸に考える人にはおすすめできない。

ベネンシアドールの2015

セレクトセール時の写真

デニムアンドルビーの全弟にあたる同馬。
2016年のセレクトセールで1億9000万円で落札された。
池江泰寿厩舎へ入厩予定。

やや胴長で筋肉の発達が良く、バランスの良い馬体が特徴。

■募集価格

総額:4億2000万円
口数:10,000口
一口あたりの金額:4.2万円

■兄弟馬について

・デニムアンドルビー

ノーザンファーム生産
角井勝彦厩舎所属
馬主:金子真人ホールディングス

主な戦績
フローラステークス 1着
オークス 3着
秋華賞 4着
ジャパンカップ 2着
阪神大賞典 2着
宝塚記念 2着

同馬のセレクトセールの落札価格は4095万円だったのでベネンシアドールの2015は6倍以上の価格で落札されたことになる。
デニムアンドルビーの獲得賞金が3億6000万強なので、活躍して種牡馬入りが見えるとプラスになる算段も当然ながらでてくる。

シュガーハートの2017

セレクトセール時の写真


キタサンブラックの全弟にあたる同馬。
セレクトセール2日目に1億4500万円で落札された。2017年時点で入厩予定先は未定。
当歳馬だが、1歳馬に見劣らない筋肉量には目を見張るものがある。バクシンオーよりの短距離向き?の印象も受ける。
母父バクシンオー自体が決して短距離向きという血統ではないだけに印象にとどまるが。

■募集価格

総額:4億4000万
口数:10,000口
一口あたりの金額:4.4万円

■兄弟馬について

・キタサンブラック

ヤナガワ牧場生産
清水久詞厩舎所属
馬主:大野商事(北島三郎)
主な戦績
スプリングステークス 1着
皐月賞 3着
菊花賞1着
有馬記念 2着
宝塚記念 3着
天皇賞春 1着
大阪杯 1着等
言わずとしれた北島三郎オーナーの愛馬。
G1 5勝、獲得賞金13億円越えのスーパーホース。
逃げてジャパンカップを勝利した強さは圧巻。
他の兄弟馬ショウナンバッハもOPまで進んでおり、シュガーハートの2017もある程度の活躍に期待ができそうだ。

ドナブリーニの2017

セレクトセール時の写真


ジェンティルドンナの全妹にあたる同馬。
セレクトセール2日目に3億7000万円で落札された。石坂正厩舎入厩予定。
ここ数年、ドナブリーニ産駒の活躍はなかったが、近年の産駒の中では1番良いと評判になっている。
ただし、ジェンティルドンナに似ている感じはあまりなく、ジェンティルドンナほどの活躍はどうか・・・

■想定募集価格

(2017年8月1日時点で募集価格は未定)
総額:5億円~6億
口数:10,000口
一口あたりの金額:5~6万円

■兄弟馬について

・ジェンティルドンナ

ノーザンファーム生産
石坂正厩舎所属
馬主:サンデーレーシング
主な戦績
桜花賞 1着
オークス 1着
秋華賞 1着
ジャパンカップ 1着
ドバイシーマクラシック 1着
有馬記念 1着
三冠牝馬ジェンティルドンナ。
ジャパンカップでは牡馬三冠のオルフェーヴルとの叩き合いを制した牝馬らしからぬ勝負根性で沸かせた。
兄弟馬はドナウブルー以外活躍は目立っていないが、ここ数年で1番良いといわれる本年度産駒には期待だ。

同馬の募集は来年1月を予定しています。

募集馬(※8月4日追記)

ニンフIIの2015

2010年ダービー馬エイシンフラッシュなどを管理していた藤原英昭厩舎に入厩予定。父Mastercraftsman・母父Galileoの2歳牡馬。
母の半兄に日本で種牡馬として活躍するヨハネスブルグがいる。父の産駒には仏ダービー馬ザグレイギャッツビーがおり、父母ともに申し分ない血統。サンデー系が飽和した現在、(種牡馬としてのポテンシャルに着目し)あえてここから行く手もある。

■募集価格

総額:2億1000万円
口数:10,000口
一口あたりの金額:2.1万円

ワナダンスの2015

天皇賞春を連覇したフェノーメノなどを管理していた戸田博文厩舎に入厩予定。父ステイゴールド・母父The Leopardの2歳牝馬。
母はアルゼンチンG1の勝馬。アルゼンチン競馬は日本以上に高速決着適正が求められる競馬質で知られており、サトノダイヤモンド・マカヒキなど近年のクラシック好走牝系を持つ血統構成。

■募集価格

総額:1億円
口数:10,000口
一口あたりの金額:1万円

サビアーレの2015

田村康仁厩舎に入厩予定。父ディープインパクト・母父Capoteの2歳牡馬。
半兄に日経新春杯(G2)勝ちのカポーティスター(父ハーツクライ)がいる血統で、父ディープインパクトに変わってどう出るかが注目点。所属厩舎は昨年引退したG12勝馬メジャーエンブレムの田村康仁。

■募集価格

総額:2億4000万円
口数:10,000口
一口あたりの金額:2.4万円

タミーンの2016

牝馬3冠を達成したアパパネなどを管理していた国枝栄厩舎に入厩予定。父ディープインパクト・母父Shiroccoの1歳牡馬。
4代母Fall Aspenは世界有数の牝系を形成しており、その血脈に日本競馬の至宝をつけ誕生した同馬。近親に日本での目立った活躍馬はいないが、世界レベルで見れば劣らない血統背景を持つ。

■募集価格

総額:2億8500万円
口数:10,000口
一口あたりの金額:2.85万円

ディヴィナプレシオーサの2017

今年レイデオロでダービーを制した藤沢和雄厩舎に入厩予定。父ディープインパクト・母父Crocker Roadの当歳牡馬。
母はチリG1を2勝。3代母に第1回ジャパンC(G1)の勝ち馬:メアジードーツがおり、海外の牝系の中に日本競馬に対応ができそうな血がある。父ディープインパクトは言わずと知れた「日本競馬の結晶」。ディープインパクト産駒で活躍する馬は、牝系が純粋な日本血統ではない(ある程度以上海外競馬で活躍する馬が並ぶ)ことが大半。所属も"名伯楽"藤沢和雄。字面上の指摘点はない。

■募集価格

総額:3億2000万円
口数:10,000口
一口あたりの金額:3.2万円

ゴッドフェニックスの2016

近年の活躍が目立つ木村哲也厩舎に入厩予定。父ブラックタイド・母父ブライアンズタイムの1歳牡馬。
祖母のロンドンブリッジが活躍馬を多く輩出しており、穴場人気する可能性も考えられる一頭。父のブラックタイドは、これまでに一級牝馬との配合が少ないなかで、キタサンブラックなどを輩出しておりこのレベルの牝系をつけてどうなる、というのは注目点。

■募集価格

総額:1億8000万円
口数:10,000口
一口あたりの金額:1.8万円

まとめ

DMMドリームクラブは預託料一括納入や、10,000口募集、ネットでの手続き完結など非常に手の出しやすい一口クラブになる。
初年度から良血馬の募集があるのも非常に魅力的だ。

「DMMバヌーシー」という会員向けアプリの展開により、他のクラブにはない楽しみ方、愛馬との距離感の近さがある。

近年、キャロットクラブ等は出資希望者が多くなり、400口の口数であるために抽選に漏れるケースが多いと評判になっている。
10,000口の募集なら抽選となっても当選する可能性が高く、希望通りの出資ができるだろう。

また、高額募集総額だが、兄弟馬の獲得賞金を見る限り回収が不可能な数値ではない。
一口入門、初心者向けのクラブとして、馬主を体験してみたい人にはおすすめのクラブといえる。

 

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