DMMドリームクラブ DMMバヌーシー クラブ紹介 一口馬主

【DMMバヌーシー】DMMの一口馬主サービスを徹底解説!!

【DMMバヌーシー】DMM一口馬主 最新情報まとめ!!

8/1に記者発表会を控えているDMMバヌーシー。

今回は、がぜん注目を集めているその『DMMバヌーシー』の詳細情報を集め、"アプリ面"・"金銭面"・"競馬面"の3方向からメリット・デメリットを徹底的に分析しました!!※(「」のコメント箇所や各画像等は、いずれも公式ツイッター掲載ニュースより引用しております)

バヌーシーの概要

基本情報

DMMバヌーシーとは、DMMドリームクラブという一口馬主クラブのサービス名・アプリ名です。

(※一口馬主とは、多額のお金が必要になる馬主業を、みんなでお金を出し合ってやろうよ!という日本独特の馬主システムです。一口馬主について詳細を知りたい方は、こちらの記事へ!)

DMMバヌーシーのサービスは、スマホアプリをダウンロードするか、Webサービスとして使うことになります。(2017/7/29現在、)まだ公式発表はされていませんが、テスト版に関しては一部公開されているようです。


実際にセレクトセールを取材したプロのライターがバヌーシー募集馬を徹底解説!!
他クラブのカタログを執筆したり、競馬雑誌に寄稿している本物のライターさんです。

血統や兄弟馬から見る適性などを分かりやすく説明しています。
何の馬に出資すれば良いか悩んでいたり、海外血統はまったく分からない方にオススメのコンテンツです。

ぜひ、出資の参考にご活用ください!!

料金など

アプリのダウンロード・使用自体は無料で、アプリ使用は会員以外も可能となっています。

1度出資をすればその後課金されることはないみたいですし、出資も1万~数万円と低額。その分賞金の分配がほんの僅かになってしまうことが玉に瑕……ですが、そこはトレードオフでしょう。

また、他の一口クラブのような会員費がバヌーシーにはありません。高いクラブで月5000円ほどのところもあるため、年数万円のコストがかからないことになります。

(他の一口馬主クラブと比べて、)最低で1万円の初期投資のみで楽しめる点では、相当にリーズナブルな一口クラブです。
同事業を取り締まっている野本氏も、「儲かる確率は低めかもしれない」が、「感動をみんなで分かち合える(のが特色)」という発言をしていますし、金銭面でのハードルが低いサービスである、と言えそうです。

コンテンツ内容

近況動画

バヌーシーでは、所有する馬の調教動画や牧場・厩舎での様子を、動画・文章で教えてくれます。(下掲動画は募集馬紹介動画)


動画制作は「情熱大陸」などを手掛けている制作会社に外注しているそうで、なかなかのクオリティです。

従来の一口クラブでも報告自体はしてましたが、特徴的なのは「動画コンテンツ」も含むこと、「週4・5回程度と頻繁な更新ペース」であることです。このあたりは、Webサービスの会社としての強みを活かした、充実したコンテンツ配信となっており、愛馬の様子を詳しく知ることができる仕組みとなっています。

コメント・掲示板機能、結果確認・入出金記録

同じ馬に出資している人同士でコミュニケーションができる掲示板機能があり、一緒に盛り上がりやすいコミュニティの場も用意されるようです。

また、所有馬のレース結果や、配当金の入金などなど、一人の馬主として気になる点を知る機能がきちんと用意されています。

UIについて

画質については3DCGを使い、競馬ゲームのような親しみやすさと、バーチャルではあれど実際に馬に触れているような感覚を追及した作りになっている模様です。

バヌーシーに登録するメリット・デメリット

次にバヌーシーをインストール・登録するメリットとデメリットを"アプリ面"・"金銭面"・"競馬面"の3面から分析していきます。

①アプリとしての楽しさ

「競走馬の成長を見守ることに課金するサービス」

出資した競走馬の投資状況を見守るだけになってしまいがちな一口馬主サービスを、「競走馬の成長を見守ることに課金するサービスにしたい」とサービス責任者の野本氏が発言しているように、(頻繁で詳細な情報更新やコミュニティによって)主体的にサービスを楽しむことができるようになっているようです。

リアルの世界にまで延長したサービス

DMMはこれまでにスマホゲーム(艦これ、刀剣乱舞など)を手掛けていますが、それらのようにゲーム内アイテムを買ってバーチャルの世界で完結するのではなく、リアルの世界で馬が走ることにまで世界を広げた新しいタイプのアプリゲームという側面もありそうです。

これまでのDMMのスマホゲームの楽しさを、リアルの世界に延長したサービス』という意味では、艦これや刀剣乱舞ユーザーにとっては「DMMが新ゲームを発表した!」という見方ができるかもしれません。

「競馬ゲームでは得られないリアル体験」

ダービースタリオンやウイニングポストといった競馬ゲームでは得られないリアル体験」と野本氏がセレクトセール時に発言していたように、従来の競馬ゲームが一人で進めていくものであったのに対し、それをリアルの世界で・みんなで感動を分かち合いながらやっていこう、というコンセプトでサービスを作り上げていったことがうかがえます。
(※ダービースタリオン・ウイニングポストは、血統配合や調教などを選択し最強馬を作っていく競馬シミュレーションゲームです。)

従来の一口馬主サービスでも可能ではありましたが、それをさらに細かい口数で割ることで、より広いユーザー層の人たちで楽しめるサービスとなっているようです。

②金銭的な儲けの可能性

「DMMバヌーシーの出資者は儲かる確率が低い」という発言

「DMMバヌーシーの出資者は儲かる確率が低い」と野本氏は発言しています。他の一口クラブとの比較は後述しますが、、というのが正直なところでしょう。

また、「プロ野球を見てる人って、そこで何か対価を得られるわけでもないのにみんなで盛り上がれるじゃないですか。そこにちょっとでも賞金が入ってくれば、もっと嬉しいと思うんです。それがこのサービスかなと」(野本氏)とも発言しているように、儲かる儲からないといった視点よりは、"感動"を求め(、あわよくば儲け)るユーザー向けな印象です。

実はDMMバヌーシーで、無料で出資できる方法があります。詳細は↓リンクより。

【DMMバヌーシー】無料で一口馬主になる方法があった!!

バヌーシーの想定一口価格

1~数万円を一口価格とするようです。セレクトセールで数億円をかけて落札した馬を1万口で割ることになるため、単純計算でもそのあたりの額に収まります。もちろん、一人で複数口応募しそれ以上の額を出資することも可能です。

また出資額の内訳に、諸経費(馬の預託料、えさ代など)が含まれているため、他の一口クラブと違ってわかりやすく、手間のかからない出資方法となっています(最初に集めた諸経費が出資馬が引退した時点で余っていれば返金があります)。

「出走手当だけでなく、競走馬ファンドでは競走馬の育成費用といった変動コストが多分にかかる。毎回の振込の不便さが既存クラブの課題であり、これをクリアできる仕組みがDMMにはあったんです」(野本氏)との発言からも、この利便性は大きな特徴の一つと言えそうです。

(各募集馬ごとの募集金額については、詳細ページでも確認することができます)

具体的な出資方法

DMMバヌーシーのサービス開始は8月5日(土)からで、この日から出資の受付も開始されます。

注意が必要なのが、DMMバヌーシーで出資を行うには「DMM.com証券」の口座を持っている必要があることです(開設は無料)。

(上述の)毎回の振込作業等を避けるためDMMの口座を持っている必要があるらしく、DMMバヌーシーの会員になるために必要な手順のひとつとなります。

サービス開始はまだですが、口座の開設自体は(元々あるサービスなので)現時点でも可能です(約10分ほどで完了)

申込から審査を経て口座が開設されるまでにおおよそ3日以上かかるほか、「その日(リリース日の8/5)はかなり新規登録が増えるはずですし、証券口座の開設には審査が必要になる。今のうちに口座開設することをおすすめします(笑)」(野本氏)とインタビューで述べているように、スムーズな入会・出資には前準備が無難かもしれません。

他の一口クラブの投資回収率

そもそも一口クラブが儲かるのかどうか、調べた結果をまとめると…

全クラブ合計での回収率

(※分析対象→近5年の全クラブ馬の、出資額と出走手当等含む獲得賞金)

・出資額→777億3156万円(…一口馬主の市場デカっ(笑))
・獲得賞金→785億3541万円
⇒獲得賞金÷出資額=1.0103

回収率はなんと100%超え!
に見えますが
、(残念ながら…)この計算では「獲得賞金にかかる税金」、「賞金すべてが馬主のものではないこと」、「諸経費等」が計算外となっています。(「税金」は人によるが約2割引かれ、賞金は80%が馬主・20%が調教師など関係者、諸経費はまちまち)

それを踏まえた上で再度計算してみると…
・[獲得賞金]賞金のうち20%は関係者 →785億3541万円×0.8=628億2832万円
・さらに税金で80%になる →628億2832万円×0.8=502億2626万円
(・諸経費は少額ですし、クラブによってまちまちなので計算に入れず。)
(再計算後の)獲得賞金÷出資額=502億2626万円÷777億3156万円=0.6462

全クラブ合計では、約64%の回収率となります。(10万円出資したら6万4千円返ってくる計算。)

一口馬主の回収率-キャロットクラブ編-

では、昨年一口馬主クラブで最多勝を誇る「キャロットクラブ」(ノーザンファーム生産馬が多く、400口募集という比較的多い募集口数という点でバヌーシーにかなり近い一口馬主クラブ)の回収率を計算してみます。

・出資額→108億9621万円
・獲得賞金→141億7383万円
・賞金分配分(80%が取り分)→141億7383万円×0.8=113億3906万円
・税金分(20%が引かれた計算)→×0.8=90億7125万円
⇒(再計算後の)獲得賞金÷出資額=90億7125万円÷108億9621万円=0.8325

キャロットクラブの全所属馬では、約83%の回収率となります。(10万円出資したら8万3千円返ってくる計算。)

一番勝ち星を挙げている一口クラブで回収率83%なので、馬主で儲けるのは難しいことなのかもしれません
しかし、全募集馬のうち約3割が募集額以上の賞金を稼いでいるようなので、馬を見る目を養えば馬主で稼ぐことも不可能ではないように思えます。

また、競馬のギャンブルとしての控除率(テラ銭。ギャンブル税みたいなもの)が20%~27.5%(=回収率の平均値が72.5%~80%)であることを考えると、馬券を買うより一口馬主に出資した方が割が良い計算になります。馬券を買わず出資して楽しむやり方の方が理に適っているとも言えそうです(笑)。

DMMバヌーシーの特徴

まとめ的に、ここまでに出たバヌーシーの、一口馬主クラブとしての特徴を箇条書きで挙げていきます。
・1万口という小口募集。出資しやすいが配当も少ないめ。ローリスク・ローリターンなクラブ
・預託料などの諸経費が出資金に含まれるため、月々の支払がゼロ(一口クラブ初)。引退時に残金があれば返金がある。
・近況情報などの情報コンテンツが多彩
・馬質は極上。大当たりが出る期待大。
(詳細は後述します)

③競馬の新しい楽しみ方

大きな3つの括りの最後として、"競馬面"でのメリット・デメリットを挙げていきます。

「競馬ゲームやPOGの延長線」

「ダービースタリオンやウイニングポストといった競馬ゲームでは得られないリアル体験」という趣旨の発言を野本氏が繰り返していることは既述ですが、バヌーシーは『競馬ゲームでしか出来なかった夢のような世界をリアルで体験できる』ことが特徴のクラブであると言えます。

自らがどこまで出資馬のキャリア選択に関われるかはわかりませんが、自らの馬の成長を楽しみながら応援できる体験を数万円でできる、その出資しやすさが最大の特徴でしょう

(※POG→仮想馬主となって出世する馬を見抜き、選んで戦うゲーム。詳細はこちらの記事をご参考ください!)

「感動体験の共有」

競馬というと、"お金持ちの道楽"とか、"おじさんの遊び"のイメージがありますが、ギャンブルとしてだけでなく、スポーツとしての一面もあります

「サッカー、野球の盛り上がりを競馬でも作りたい」、「DMMドリームクラブのドリームはダービー馬のオーナーに、(1万口という)大勢のチームとして夢を叶える意味を込めています」(いずれも野本氏)とも言っているように、数万円ほどの出資で感動体験を共有することに重きを置いています

「競馬偏差値55くらいでいい」

「有名な馬ならなんとなく何頭か知ってる。良血馬を落札したことが『センスない』と思われる方はいらっしゃると思いますけど、そういう方は既存クラブに行かれると思います」(野本氏)と喧嘩腰?な発言も見られるように、

1万口という過去に例のない募集口数ですがその分、出資金額や競馬知識のハードルが低くなっている面があります。

「偏差値53の僕でも理解しているジェンティルドンナの全妹なら、偏差値47の人でも名前は知ってる。『年に1、2回馬券を買ったり、1回くらい競馬場に行く』『ディープインパクトは知ってる』『キタサンブラックは知ってる』。そういう環境の人であれば、競馬の体験価値を理解できるし、面白そうと思ってもらえる。そう考えています」(同)とDMMバヌーシーのコンセプトを語っているように、これを機に競馬を始める人や、競馬に本腰を入れてみる人には向いているサービスかもしれません。

GIを勝つ確率が高い馬を所有できる

募集総額の高さ・配当金額の少なさが故に、名馬を一発当てないと元は取れないだろうと考えられます。

しかし確率的な側面から考えると、名馬が誕生する可能性を秘めた募集馬が多数揃っているクラブであることは確実に言えます

セレクトセールで億越え取引された馬の獲得賞金

DMMバヌーシーの募集馬の半数以上は、セレクトセールというセール出身馬となる予定です。

セレクトセールで1億円以上の超高額取引馬には、16年菊花賞・有馬記念を制したサトノダイヤモンドを筆頭に数多くの名馬がいます。

(※サトノダイヤモンド→セレクトセールで約2.5億で落札されたディープインパクト産駒。4歳夏(人間で言えば25歳くらい)時点ですでに7.5億円の獲得賞金を稼ぎ出し、今後の活躍に期待が集まる名馬。秋にはフランス:凱旋門賞に挑戦予定。)

現3~10歳に当たる、セレクトセール億超えホース(未出走馬含む)は、平均して5512万円の賞金を獲得しています(購入価格を大きく割り込んでいますが)。すべてのセール取引馬の平均の獲得賞金が872万円とその1/7程度しか稼げず取引方法を問わないすべての馬の平均獲得賞金は、さらにその半分ほど。この観点から考えると夢を見れる可能性は比較的かなり高いクラブである、ということが言えます。

2つ目の一口馬主クラブとして加入する手もあり

その意味では、他の一口馬主クラブに所属しながら、DMMバヌーシーに加入する手もあるでしょう。

上述の通り、獲得賞金を多く稼げる可能性は他の馬より遥かに高いわけなので、「GI勝ち馬の馬主」という輝かしい称号を手に入れやすいクラブになるはずです。

少ない出資額で済むため、触手を伸ばしてくる人が一定数はいるのではないでしょうか。

最後に

DMMバヌーシーは、『少額で夢のある馬の馬主になることができ、感動体験を共有できる充実のコンテンツがある』一口馬主クラブです。

もしかしたら、競馬で投資をしたい人、本格的に一口馬主をしている人には不向きかもしれません。

(この記事を書き終わって…、)実は向いているのは「アプリゲーム好き」で「これまで競馬にあまり関わりがなかった」人なのかな~と思ったりしています。

2017/07/29時点でまだ会員募集は始まっていませんが、DMM証券の口座開設自体はできます(約10分ほどで完了)し、募集馬をまとめたページ↓もありますので、ぜひ参照してください!!

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