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2017年7月9日プロキオンステークス(GⅢ)の過去の傾向とデータ
今回はプロキオンステークスの過去の傾向とデータをまとめました。
プロキオンステークスとは中京競馬場で開催されるダート1400mの3歳以上国際指定レースとなっています。
プロキオンステークスは今年で22回目の開催とまだ新しいレースです。
近年では1番人気の強さが目立ち、2年連続で好走するリピーター組が要チェックだ!
人気のゆくえ
過去10年間の上位人気の成績をまとめると以下のようになりました。
1番人気〔3・2・3・1〕
2番人気〔1・4・2・3〕
3番人気〔1・2・0・7〕
1番人気の複勝率は90%と絶対的な安定感を見せ、馬券から外れたのは15年の1回のみ。
2番人気は勝利数は少ないものの、馬券に絡む確率は高く安定している。特に、中京競馬場に舞台を移した12年以降は〔1・2・1・1〕と1番人気に引けを取らない。
馬連の平均配当は5762円と高めの配当。馬連3桁配当が4回あるのに対し、万馬券が2回発生している。
これは上位人気を絡めて穴馬の台頭があることが分かる。
前走クラス
過去10年間の主要ステップ別の成績をまとめると以下のようになりました。
※中京競馬場に変更になった12年以降の5回で検証
オープン特別組〔3・3・5・26〕
交流重賞組〔2・2・0・13〕
JRA重賞組〔0・0・0・14〕
※OP特別組の一部内訳
アハルテケステークス組〔1・1・1・5〕
天保山特別組〔0・0・2・8〕
主要ステップで一番目につくのがオープン特別組で勝利数だけではなく、複勝率も高いので軸として置きたいところ。
オープン特別組のなかでもアハルテケステークスは中京競馬場と同じ左回りの東京で開催されるので関連性は色濃く表れるようだ。
交流重賞組からは複数の勝利馬が輩出しているが、JRA重賞組は馬券にすら絡めず苦戦を強いられている。
リピーター組
過去10年間で前年3着までに入った馬が翌年出走した場合の成績は〔2・1・1・8〕となっている。
特に、中京競馬場に舞台を移してからはアドマイヤロイヤル、ベストウォーリア、キョウワダッフィーの3頭が2年続けて好走している。
前年好走している馬が出走する場合は要チェックだ!
~社畜鳥の注目ポイント~
アハルテケステークス組
舞台が中京競馬場へと替わった12年以降、アハルテケステークス組は8頭出走しており成績は〔1・1・1・5〕となっている。
3着以内3頭の共通点は前走で3番人気までに支持されて3着以内に好走していたという点。
人気実力ともにある馬がしっかり成績を収めているのが分かる。
岩田騎手
岩田騎手は過去10年間で4回の騎乗をして〔1・3・0・0〕と連対率100%と驚異の相性をみせている。
岩田騎手が騎乗汁馬が出走する場合は要チェックだ!
ちなみに中京競馬場へと舞台を移した12年以降、戸崎騎手〔1・0・1・2〕、福永騎手〔1・1・0・2〕と両選手の成績も非常に良い。
共に馬券に絡んだのは1~4番人気だったので上位人気であればこちらも押さえておきたいところ。
斬り捨て御免!
前走1600万条件組
中京競馬場に舞台を移した12年以降、前走1600万条件組は〔0・0・0・9〕と馬券にすら絡めていない状況。
しかも9頭とも前走勝利で迎えていた一戦だったが、本レースでは通用できていない。
12年には勝ちっぷりで3番人気の支持を得たテイクアベットも掲示板にすら載らない6着と沈んだ。
人気でも前走1600万条件組は消しても問題ないだろう。
高齢馬の前走掲示板外
過去10年間で7歳以上の馬が馬券に絡んだ馬は5頭いるが、ともに前走で5着以内に好走していた。
しかし、高齢馬でも前走で掲示板を外している馬は全く成績を残せていないので切ってしまっても問題ないだろう。
軸馬・相手馬の狙い方
1番人気は信頼度が高く、特に単勝のオッズが3倍未満の場合の成績は〔2・2・3・0〕と漏れなく馬券に絡んできている。
もちろん、これに該当する馬がいた場合は迷わず軸に置きたいところ。
2・3着になることも考慮して1頭軸のマルチがオススメ。
相手馬には前年の好走馬と、アハルテケステークス組の3番人気までを加えたい。
あとは前走重賞組と1600万条件組は切り捨てて、『斬り捨て御免!』で挙げた馬を除いて構成したい。