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2017年9月10日セントウルステークス（GⅡ）の過去の傾向とデータ
さて、今回はセントウルステークス（GⅡ）の過去の傾向とデータをまとめました。
セントウルステークスとは阪神競馬場で開催される芝1200mの3歳以上国際指定のレースとなっています。
1番人気が好調なサマースプリントステークスの最終戦、近年では3歳馬の台頭に注目が集まっている。
人気のゆくえ
過去10年間の上位人気の成績をまとめると以下のようになります。
1番人気〔1・5・2・2〕
2番人気〔2・2・1・5〕
3番人気〔1・0・1・8〕
1番人気は昨年ビッグアーサーが勝利して、07年から続く連敗をなんとか脱出した。
2番人気はまずまずの成績だが、3番人気は信頼できない結果となっている。
馬連の平均配当は5458円となっており、馬連の万馬券が3回出ている反面3桁～10倍台の配当も5回あり、荒れるか堅いかの極端な配当となっており見極めが非常に難しい。
前走クラス
主要ステップ別の成績をまとめると以下のようになります。
北九州記念組〔5・1・5・50〕
アイビスサマーダッシュ組〔3・1・0・5〕
高松宮記念直行組〔1・2・0・5〕
主要ステップはいずれもサマースプリントシリーズのレースとなっている。
最多勝利をあげているのは北九州記念組の5勝だが、出走頭数からみると好走確率はそれほど高くはない。
連対率で北九州記念組を上回っているのがアイビスサマーダッシュ組となっており、他には高松宮記念直行組が目立っている。
高松宮記念直行組は春以来の実践でも注意が必要だ。
重賞実績
過去10年間で連対馬20頭の前走はいずれも重賞（海外レースを含む）を走っていた。
オープン特別組や1600万条件組からの臨戦では勝ち負けに持ち込むのは非常に難しい。
その20頭中18頭は前走か前々走で重賞3着以内の実績があった。
スプリンターズステークス（GⅠ）の前哨戦だけに、好走するには実力の裏付けが必要不可欠となってくる。
～社畜鳥の注目ポイント～
アイビスサマーダッシュ組
過去にアイビスサマーダッシュ組で連対した馬は4頭で、その前走着順が①③①②着と漏れなく馬券に絡んでいた。
一方で、前走4着以下だった4頭はいずれも結果を残せていない。
GⅢからGⅡへの昇格組が一変するのは厳しく、アイビスサマーダッシュ組で買えるのは前走好走馬だけである。
大型馬
過去10年間で3着以内30頭中12頭は当日の馬体重が500kg超えだった。
残る18頭中17頭も460kg以上と、最後の直線に坂が待ち構えるタフなレースだけに大型馬が好走している。
13年は460kg未満の小兵馬が4・5番人気で出走したが、⑧⑫着と最後の坂で伸びきれずに失速した。
斬り捨て御免！
高齢馬
セントウルステークスでは5歳馬が9連対と他の年代を大きく引き離している。
4歳馬は5連対、3歳馬4連対と続いている。
ただし、7歳馬は〔0・1・0・21〕全くアテにならない。
唯一連対した10年のグリーンバーディーは香港勝利馬だったので、JRA所属で7歳以上の高齢馬は切り捨てても問題ない。
前走1400m組
15年勝利したアクティブミノルを含め、前走1600m組は3連対とスプリント戦でも通用している。
しかし、1ハロン短い前走1400m組は〔0・0・2・12〕と3着でなら購入できるが、それ以外では購入できない。
軸馬・相手馬の狙い方
軸馬には近年好調な1番人気がベストだろう。
特に単勝オッズ2.9倍以下だと〔1・4・1・1〕で着外に沈んだのは08年のスズカフェニックスだけなので、信頼度は非常に高いと言っていいだろう。
ただ、波乱になることも考えて1頭軸マルチにするのがベストだろう。
相手選びだが馬体重が460kg以上の3～6歳馬を手広く選びたい。
アイビスサマーダッシュ組は3着以内だけで購入するので良いだろう。
前走条件戦組は力不足と考えて重視しなくても良い。
〔0・2・0・1〕の好成績を残している外国調教馬も参戦していれば押さえておきたい。
2016年セントウルステークスのレース検証
1週前出走予定馬と競馬中毒本誌印
◎シャイニングレイ
○フィドゥーシア
▲メラグラーナ
△シャイニングレイ
△ファインニードル
☆アドマイヤゴッド
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