1週前時点出走予定馬
(※2017/9/2時点)
アドマイヤゴッド
アルティマブラッド
シャイニングレイ
スノードラゴン
ダンスディレクター
ティーハーフ
ファインニードル
フィドゥーシア
ミッキーラブソング
メラグラーナ
ラインミーティア
出走予定馬紹介
ダンスディレクター
前走は今年1月のシルクロードS。57.5kgという斤量を背負うも、外から差し切り勝ちを決めるも、怪我により無念の休養。
高松宮記念でも上位人気に推されていたであろうし、半年以上のブランクを差し引いても、上位人気になると推測される。どの程度の仕上がりで出走してくるのかは要注目。
関西圏でのレースが大半を占めている馬だが、直線に坂がある(差し馬が比較的差して来やすい)阪神競馬場より、実は直線平坦の(逃げ先行馬がそのまま残りやすい)京都競馬場が得意。京都競馬場は(6-3-0-1)。対して阪神競馬場は(1-1-0-4)。前走が得意の京都競馬場で、今走が阪神競馬場、という点では前走を過大評価しないようにしたいところ。
- 前走:シルクロードS…1着/5枠7番
フィドゥーシア
外国産馬で、父はメダグリアドーロというアメリカ馬・母はGI馬ビリーヴ。
スピードがかなり優ったタイプの馬で、近走は短距離戦で先行する競馬を続けており、そのまま押し切る競馬でOPクラスを2勝している。
前走のアイビスSDは1番人気に推され惜しい2着。去年の今頃は1000万条件馬だったことを考えるとここ1年の充実度がうかがえる。
このレース自体はスピード能力が問われやすいレースなので、先行して押し切れるその競馬・適正は向いている印象を受ける。
また、(休み明けの実力馬が人気して凡走し)夏競馬から臨戦の上がり馬が人気薄で好走するのがレースのパターン。人気しなければ積極的に狙ってよい1頭だろう。
- 前走:アイビスSD…2着/5枠10番
メラグラーナ
スプリントでは世界トップレベルを誇るオーストラリア産馬。1200m路線に切り替えてから、8戦4勝2着1回と高い勝率をあげている。
初のGI参戦となった前々走の高松宮記念では、内有利のレース展開を外差しで競馬に参加できずの10着。前走のCBC賞も同様のパターンで10着と凡走している。
前々走・前走がやや緩めの馬場状態で行われていたので、硬い馬場での高速決着が得意そうな印象を受ける。その上ではこのレースは比較的相性がよさそうだ。
しかし、前がそのまま残りやすいレースでもあるので、差す競馬が板についている同馬が展開面の不利をどれだけ克服できるかが焦点となりそう。
- 前走:CBC賞…10着/2枠3番
ファインニードル
今年の春1200GI勝ち馬のセイウンコウセイと同じアドマイヤムーン産駒。アドマイヤムーンの産駒では、13年に絶対王者ロードカナロアを破ってこのレースを制したハクサンムーンがいる。
前々走は1600万の自己条件に、57.5kgのハンデを背負って出走。3番手から抜け出す横綱競馬で快勝している。
その時の走破時計は1.07.1。昨年このレースを制したビッグアーサーの勝ち時計が1.07.6だったことを考えると、少なくとも数値の上では十分勝負になりうると考えられる。
前走の北九州記念は1番人気に推されて5着。これまでのような先行策をとれなかったあたりが敗因として考えられるが、重賞クラスではスピードの絶対値の高い馬が集まるので、少し壁にぶつかった感の見られるレースでもあった。
基本的に先行タイプでその点も向きそう。スプリントG2初参戦となるのでトップクラスにスピード勝負でついていけるのかが勝負の分かれ目となりそうだ。
- 前走:北九州記念…5着/4枠8番
スノードラゴン
2014年のスプリンターズSを制したGI馬。さすがに全盛期の盛りを過ぎている印象を受けるが、昨年のスプリンターズSが5着、前々走の地方重賞が3着、前走CBC賞が5着。戦えるフィールドの上にはかろうじて立っている。
元々ダートを走っていたくらいなので、渋った馬場や超ハイペースのスタミナが求められる競馬が得意。このレースはパンパンの良馬場で行われることが多く、適正は不向きな印象。
現9歳なので、葦毛の同馬がどれくらい白みがかっていくかを見るのも楽しみ方の一つだと思うので、その点は注目したい。
- 前走:CBC賞…5着/6枠11番
シャイニングレイ
2歳時にホープフルSを快勝し、クラシック戦線での活躍が期待された同馬。しかし、大怪我の影響で100週以上の超長期休養を余儀なくされ今年の3月に復帰した。
復帰直後は凡走を続けるも、前々走の安土城S(OP、京都芝1400m)ではハイペースを先行して後続を抑えるレースで復活の勝利。
前走のCBC賞は圧巻で、2番手追走が2着・逃げ馬が3着と超前残りの展開を、16番手追走から豪快な差し切り勝ち。しかも中京芝は雨が降ると外差しが効きにくくなるという状況下でのそのパフォーマンスは、父ディープインパクトを彷彿とさせるものがあった。
出走予定だったビッグアーサーがスプリンターズSに直行する模様なので、この馬の1番人気が濃厚。ここで期待に応えるようだと、長期のブランクを経て再度主役の座に躍り出る、という涙ちょちょぎれる展開に。これでノーザンファーム出身馬ではなく、中小の零細牧場の出身なら完璧なのだが…。
- 前走:CBC賞…1着/4枠7番
予想オッズ
(※競中独自の評価基準で算出しています)
シャイニングレイ 2.5
ダンスディレクター 5.6
フィドゥーシア 7.2
メラグラーナ 8.8
ファインニードル 14.6
ラインミーティア 15.9
アドマイヤゴッド 18.3
アルティマブラッド 25.1
ミッキーラブソング 27.6
スノードラゴン 34.5
ティーハーフ 40.9
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