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天皇の東京芝1600mデータ分析

東京芝1600mデータ分析

 

今週から東京競馬が開催します。
2回東京開催では、オークス・ダービーを筆頭に、多数のビッグレースが行われます。

今回は、春の東京開催で最も多くGIが行われる、東京芝1600m(ヴィクトリアマイル・安田記念・NHKマイルC)のデータ分析をしていきます!(過去2年参照)

データ分析

人気


・13番人気以下の超人気薄の低回収率が目立つ
・1~3番人気の上位人気馬に安定感がある

ことが特徴でしょうか。
基本的に、東京芝1600mは"直線が長く"、"内外、先行・差しの有利不利が出にくいコース構造"のために、荒れにくいコースです。

脚質


逃げた馬の回収率の高さ・上がり3F3位以内と末脚を伸ばせた馬の成績が良い。ただ、逃げ馬は複勝圏に1/3、上がり1,2位が3/5近く入っていることを考えると、差し有利(その中でスローペースを活かして時々逃げ馬が穴をあけるイメージ)だろう。


枠番別の有利不利は基本的にない、と言ってもよい(ここまで平べったい傾向のコースもそんなにない)。強いて言うなら少し外枠が有利かも、という程度。

血統(TOP5)


目立つのは、ディープインパクト産駒の強さ。2位のダイワメジャー産駒に2.5倍の勝ち星差をつけています。複勝率も4割と高い。基本的に、直線での差し脚比べになりやすいコースなので、ディープインパクト産駒が大好きなコース。年間リーディング:2位のキンカメ産駒が低成績なのは、(ディープ産駒を筆頭に)サンデーサイレンス系に比べて、直線での末脚勝負の分の悪さが出ているからだろう。

生産牧場(TOP5)


傾向が一番強く出ているのが、ここ。
ノーザンファームが49勝と、2位に5倍差をつけるダントツのトップ(2位:社台ファームもノーザンファームと同じグループですが、中身は全然違います…)。
少し前述しましたが、この東京芝1600mは、コース構造的に荒れにくく・能力通りに決まりやすいコースです。
なので、レースに使う側(調教師・牧場)としては、狙って勝ちを取りに行きやすいコース、とも言えます。ノーザンファーム(生産馬)は、このコースに使うこと(レース番組選択)、鞍上(ルメールJや戸崎J)、ローテーション(大抵外厩経由)を計算ずくでやっている(ように思う…)ので、(個人的には)そこを逆算して勝つべくして勝つ馬を探していくこともひとつの買い方なのでは? と考えます。

ノーザンファーム×東京芝1600m

ここからは、ノーザンファーム生産馬に絞り、東京芝1600mでのデータ分析!

人気


人気馬はかなりの成績(人気馬の回収率が90%近いのはあまり見ない)。逆に人気薄は"寧ろ"買えないくらい。人気になる馬は能力がある馬、インサイダーが爆買いしている? 、この買い時を抑えている人が爆買いしている? etc…

所属


現代競馬は「西高東低」と言われ、栗東(関西馬)>美浦(関東馬)の成績になりやすいのですが、このコースでは美浦所属馬の健闘が目立っています。美浦所属のノーザンファーム生産馬は、確実にノーザンファーム天栄経由でメイチ仕上げなことが多く、それが要因になっていると考えられます(いつか外厩をテーマにデータ分析したいな~("JRD〇"なるネット競馬新聞(?)に入会(月2000円くらい)すると、外厩情報が簡単にわかります))。

間隔


1~3番人気に絞り、間隔別成績を見てみると、間隔を空けた馬の方が好成績を挙げています。ベタ買いで儲かるレベルで。間隔を空けているということは、外厩経由、ということ。やっぱすげえぇな、天栄!

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