7/10~7/11に行われた「セレクトセール」で計3頭の億超ホースを落札し、一気に注目を集める存在となった『DMMドリームクラブ』。
今記事では、昨日の発表から1日中時間をかけて調べた内容を「参入発表までの布石と今後の展開予想」と題し、(時系列で)まとめてみました!!
①DMM会長と取締役が馬主資格を取得・中央馬2頭を所有していた!
彗星の如く現れた同クラブですが、調べてみるといろいろと伏線がありました。
DMM会長の亀山敬司氏と、同取締役の野本巧氏がJRAの馬主資格を取得・2頭の馬主になっていたのです!!
2015年末ごろに、タルトオポム・ジャコバイティズムの2頭の馬主登録が、窪田康志氏(後述)から亀山敬司氏に移っています(下画像2つ、右端の赤部分参照)。そして今年の4月ごろに、同取締役の野本巧氏所有に。
セレクトセール落札時のコメントはこの野本氏の発言がニュース化されているようなので、(未確定ではありますが)一口馬主ビジネスのトップはこの人になる可能性が高いとみてもよさそうです。
正直成績のパッとしない2頭ですが、賞金を稼ぐことではなく、DMMが一口ビジネスを始めるに当たって試験的に馬主になってみた、といったところでしょうか。
だとすれば、タルトオポムらの元所有者:窪田康志氏は、その手引き役であった可能性が考えられます。
②馬主:窪田康志って誰や?
では、この窪田康志なる人物について調べてみると…、以外(?)な有名人であることがわかりました。
・AKS(AKB48の運営管理会社)代表取締役
・大樹レーシングクラブ 前代表取締役
詳細は書きませんが、AKB運営会社の社長・大樹R(別の一口クラブ)の元社長と、AKB関連動画の独占配信をしており一口クラブビジネスを始めるDMMとはズブズブな関係があってもおかしくない人物。
馬主としては、グレーターロンドン(下画像は17年安田記念4着時。7番の馬)、ビッシュなどGIでも好勝負できるクラスの馬を所有しています。
③フィールズ山本まで繋がる?
"人の繋がり"を追っていくと、実はまだ続きがあります。(これ以降は少し希望的観測もあります…)
窪田康志氏は、山本英俊氏とのコネクションを活かし、馬主業界に進出した経緯があります。(勝負服がめちゃ似てる)
山本英俊氏と、パチンコ機器メーカー:フィールズの代表取締役。
馬主としては、スピルバーグ(2014年:天皇賞秋)や、ペルーサ、カジノドライブを所有していました。
また、妻が大手一口馬主クラブの一つである東京サラブレッドクラブ("レッド"の冠名で有名、レッドディザイア(下画像)が代表馬)の代表も務めています。
山本英俊氏は、10数年前のセレクトセールで社台グループの高額馬を次々と落札。(それを先行投資として、)のち始める一口馬主の募集馬に良血馬を多数回してもらえるコネクションを作ったと言われる"やり手経営者"です。(最近本業のパチンコが不振みたいですが。)
今年のセレクトセールでのDMMの購買には、10数年前の山本氏を彷彿とさせるものを、感じなくもありません。
④今後の展望
以上を踏まえた上で、今後の展望をしていきます。
これまでの亀山氏・野本氏の動きが「DMMドリームクラブ」への布石なのだとすると、今後さらに(落札した高額馬生産者の)ノーザンファームとの関係が強くなっていく可能性は大いにある、と考えることができるでしょう。
ノーザンファーム系列といえば、サンデーR、キャロットF、シルクRの超有力クラブどころ。
(希望的観測が入りますが…)今後もコンスタントにノーザンFの超良血が集まっていくのであれば、ノーザン系列の4番手として認識していくべきなのかもしれません。
シルクRが数年前にノーザンFに組み込まれた際には、会員数が約10倍以上増える人気を見せたらしいですし、再度その熱が過熱する可能性も十分に考えられるでしょう。
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