基本プロフィール
父ディープインパクト 母父Capote
入厩予定…田村康仁厩舎
1口価格…2万4000円
兄弟や血統から
4代母ボールドレディはフランスの重賞で入着級の馬だったが、孫から天皇賞馬サクラローレル、ダート王タイムパラドックスと大物を出したことで、一気にその繁殖価値が見直された存在だ。
凱旋門賞馬デインドリームやスプリント王キンシャサノキセキも、母系を辿ると一緒の一族。大物を何頭も輩出する一族に、ディープインパクト産駒を掛け合わせたのが本馬。
サビアーレ自身は産駒にスピードを伝えやすい父カポウティに似た、前向きな気性の短距離馬だった。
カポウティの血は自己主張が強く、血を持つ馬には短距離馬も数多いため、将来短距離馬になる可能性も否定はできない。
但し半兄カポーティスターが2400mのG2日経新春杯を勝っていること、近親がサクラローレルという背景も含め、若いころは距離をこなす可能性は十分にある。
母は2歳戦から走っており、いとこのエピセアロームはG3小倉2歳Sを制している。
脚元が無事なら 早期から動けるのではないか。
田村厩舎といえばNHKマイルCなどを制したメジャーエンブレムが挙げられるが、メジャーエンブレムの母母父は凱旋門賞馬レインボウクエスト。
本馬の曾祖母ローラローラの代表産駒サクラローレルの父もレインボウクエスト。
少々強引だが、田村厩舎と縁を感じる馬だ。
☆☆★★★