1週前時点出走予定馬
(※2017/9/6時点)
アルアイン
セダブリランテス
サトノクロニクル
クリンチャー
ミッキースワロー
サンデームーティエ
プラチナヴォイス
イブキ
チャロネグロ
出走予定馬紹介
アルアイン
今年の皐月賞を制したGIホース。
ここまで6勝して4勝。勝利時はいずれも0.2秒差以内差で派手さはないが、抜かれそうで抜かれない勝負根性のようなものが見えるディープインパクト産駒らしくないディープインパクト産駒。
前々走の皐月賞は、外を馬なりで上がっていくファンディーナに対して内で早くから鞍上の手が動いており、失速するパターンに見えるも徐々に前との差を詰め、後続も抑えての勝利という味のある競馬。
前走のダービーは、超スローペースからの超ロングスパートという異質なレースを3番手追走で5着。
ここまで基本的に先行する競馬を続けており、このレースでも先行が予想される。中山芝2200mは末脚を活かせるコースなので、後続の目標になるにしても不動の中心と言ってもよいメンバー構成。
- 前走:ダービー…5着/4枠7番
セダブリランテス
兄にモンドインテロを持つシルクホース所属のディープブリランテ産駒。
前走のラジオNIKKEI賞の勝利は、鞍上石川裕紀人・種牡馬ディープブリランテの初重賞勝利となった。
その前走は、ローカル小回り重賞らしく淡々としたペースで流れるレースを好位で追走して直線抜け出し勝利。
前々走は、新潟の長い直線コースで差し切り勝ちを決めての勝利。兄は加速が遅く長距離レースで差し切れない不器用な競馬が続いているが、この馬はまったく方向性の違うレースでいずれも勝利しているように、兄のような不器用さは感じさせない。
不安点があるとすれば、ノーザンファーム生産馬はここ9年でこのレース33戦0勝。同牧場の一線級はいずれも神戸新聞杯出走に回ることが多く、こちらのレースは勝ちきれない馬や少し力が足りていない馬の出走が過去に目立っている。
- 前走:ラジオNIKKEI賞…1着/8枠11番
サトノクロニクル
セレクトセールで1億円弱で取引された馬。
クラシック候補のダークホース的存在と見なされていたが、ダービーにはあと一歩届かずに、同週の"残念ダービー":白百合Sに出走し、ハナ差制して1着。
次走のラジオNIKKEI賞を好位追走も伸びきれず6着、というローテーションでこのレースに出走する。
前走の案外な結果を見る限り、少し疲れていた印象も受けるので、7月頭以来の休み明けとなる点については評価したいところだ。
父ハーツクライの産駒は、基本的に晩成型が多いので、春の勝ち切れなさをどこまで補っているかにも注目だろう。
- 前走:ラジオNIKKEI賞…6着/5枠6番
クリンチャー
皐月賞で早め先頭から見せ場十分の4着に好走した同馬。
前走のダービーは、先行しきれず&馬群で身動きが取れず&得意のスタミナ比べに持ち込めずと消化不良のレースとなってしまった。
馬柱や血統を見ると、タフな馬場・直線が短いコースが得意な印象を受けるので、このレース施行条件はそこそこ向くだろうと考えられる。
上位人気しそうな馬がいずれもノーザンファーム生産馬なので、この馬がその牙城をくずすことができるか。
未勝利戦は単勝約250倍で勝利しているように意外性を持つキャラクターでもあるので、可能性は無きにしも非ず、と言った感じ。
- 前走:ダービー…13着/3枠5番
ミッキースワロー
5戦して2勝。その2勝目の500万条件での上がり3F33.9が、福島競馬場で唯一の上がり3F33秒台として相当ニッチな記録に残っている。
デビューから一貫して菊沢一樹騎手が鞍上を務めているが、謹慎で乗り替わり予定。誰に乗り替わるにせよ、ネームバリュー的には鞍上強化必須だろう。
5戦中4戦で上がり最速を記録しており、上がり3F順位と結果の相関性が高いこのレースはマッチしそうな印象がある。
父トーセンホマレボシは、以前芝2200mのJRAレコード保持馬。前走の1800mは少し忙しそうにしていた感じを受けるので、2200mに舞台が移ることもプラス材料になりそう。
- 前走:いわき特別…3着/7枠8番
予想オッズ
(※競中独自の評価基準で算出しています)
アルアイン 2.1
セダブリランテス 4.6
サトノクロニクル 8.8
クリンチャー 10.3
ミッキースワロー 11.7
プラチナヴォイス 14.4
サンデームーティエ 16.1
チャロネグロ 18.2
イブキ 24.5
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