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2017年11月19日マイルチャンピオンシップ(GⅠ)の過去の傾向とデータ【無料予想】

2017年11月19日マイルチャンピオンシップ(GⅠ)の過去の傾向とデータ

 

社畜鳥
皆さん、こんにちわ。 社畜鳥でございます。来たよ来たよ、秋のマイル王決定戦!アコムレイクプロミスがアップを始めましたよ~

 

いよいよ来ましたね、マイルチャンピオンシップ!
安田記念と関係性が深い秋のマイル王決定戦の位置づけとなるこのレース、詳しく見ていきましょう。

マイルチャンピオンシップとは京都競馬場で開催される芝1600mの3歳以上国際指定の定量レースとなっています。

 

人気のゆくえ

過去10年間の上位人気の成績をまとめると以下のようになりました。
1番人気〔2・3・2・3〕
2番人気〔1・2・1・6〕
3番人気〔1・2・0・7〕
4番人気〔3・1・1・5〕

1番人気は他の人気を見ても盤石な仕上がりと言えるだろう。
馬券圏外の3頭中2頭は経験の浅い3歳馬だったことから、経験のある1番人気なら間違いなく馬券に絡んでくるだろう。

このレースでは3歳馬がとにかく不振で、3着以内に入ったのがこれまで1頭しかいない。
昨年の1番人気サトノアラジンは直線での不利が響いて5着に沈んでいる。
2・3番人気は共に不振で、これなら4番人気をメインに考えた方が良さそうだ。

馬連の平均配当は4830円で、上位人気3頭で決着したしたのは2回。
3桁に収まったのは1回しかなく、銀行馬券への過剰投資は避けたいところ。

三連単で10万円超えは4回、13・15年のように2万円未満の場合もあるが基本的にヒモ荒れすると考えて良いだろう。

 

前走クラス

主要ステップの成績をまとめると以下のようになりました。
富士ステークス組〔2・3・1・43〕
スワンステークス組〔1・5・1・35〕
天皇賞・秋組〔3・0・1・14〕
毎日王冠組〔3・2・2・27〕

最多出走頭数を誇るのが富士ステークス組でこれに続くのがスワンステークス組である。
ただ、両レース共に好走確率はそれほど高くないので、マイル王へ直結するとは言いにくい。
どちらのレースもここで好走するパターンは決まっており、前哨戦で馬券圏内に入るか、1番人気の支持を集めるかのどちらかとなっている。
これは3着以内13頭中12頭に該当するので非常に分かりやすい。

他のステップでは天皇賞・秋組が3勝を挙げており、出走頭数から見ても非常に信頼できる数字だろう。
また、前走に関わらず同年の毎日王冠組も3勝を挙げており、勝率は富士ステークス組・スワンステークス組を凌いでいるのでチェックしておきたい。

前走が同年8月以前だった馬の好走例は15年1着のモーリス1頭のみ。
並みの馬の休み明けは大幅な割引と考えて良いだろう。

 

ローテーション

このレースの前に連勝していた馬は〔2・2・1・6〕で複勝率は45%。
重賞を連勝した馬よりも戦果を挙げているのは、条件戦やオープン特別が絡んでいるタイプである。

07年2着のスーパーホーネットや10年2着のダノンヨーヨーが連対している。
3歳馬で唯一、馬券対象になった10年3着のゴールスキーも1000万条件→1600万条件を連勝していた。
GⅠというと、とにかく格を重視したくなるが勢いに任せて好走してしまうというパターンが多いので連勝馬はランクにかかわらず注目したい。

 

~社畜鳥の注目ポイント~

安田記念組

過去10年間で3着以内30頭中16頭が、上半期のマイル王決定戦である同年の安田記念に出走していた。
安田記念不出走馬が上位を独占したのは11年のみである。

前走クラスで紹介した4レースよりもこちらを重視しても良いだろう。
ここで注目したいのは当時の着順や人気ではなくローテーションである。

馬券対象になった16頭中13頭が安田記念に出走後、1~2戦を経て本番に臨んできていた。
例外なのは07年のダイワメジャー、09年のカンパニー、15年のモーリスの3頭のみで、すでにGⅠを勝利していた馬だった。

 

波乱の神さま

距離は違えど、能力値で馬券に食い込む高松宮記念組に要注意!

距離体系が確立されて久しいJRA主催のレースでは、芝のスプリンターが芝のマイルGⅠ戦線に出走するケースは珍しくなっている。
しかし、珍しいとはいえ少数ではあるが存在しており、この未知数の馬たちが波乱の神さまに変身するらしい。

春の高松宮記念で掲示板を確保していた馬たちの成績は〔2・1・2・4〕と複勝率はまさかの50%超え。
馬券に絡んだ5頭中2頭は08年10番人気ファイングレイン、10年13番人気エーシンフォワードで大波乱の立役者となった。
11年以降は出現していなかったが、昨年はミッキーアイルが勝利するなど、距離をものともせずに能力で駆け抜ける猛者たちは要チェックだ!

 

斬り捨て御免!

同年7月に出走

同年7月にレースを経験した馬は〔0・0・4・32〕と3着が限界。
夏場に賞金を稼いで秋のGⅠへ、といった仕上がりの馬はGⅠの高い壁に跳ね返されているようだ。

毎日王冠2着、天皇賞・秋2着と好走した後、駒を進めてきた07年2番人気のアグネスアークは4着、オープン特別からスワンステークスにかけて連勝した11年2番人気のリディルは14着と馬券に絡めず撃沈している。

 

前2走が芝マイル以下

前2走がいずれも芝マイル以下の距離だった馬は〔1・0・1・18〕とイマイチ掴みきれていない。
スピードだけではなく、持久力も要求される京都芝1600m戦。

並みのスピードタイプでは通用する可能性は低いだろう。
例外は同年、高松宮記念で馬券対象になった08年3着のファイングレイン、16年1着のミッキーアイルの2頭のみである。
このパターン以外は馬券に絡めていない。

 

軸馬・相手馬の狙い方【無料予想】

軸馬の狙い方

軸馬にはやっぱり1番人気!しかし、3歳馬以外の1番人気にすることがキーポイントとなる。
昨年は1番人気が馬券に絡まなかったが、鞍上と不利の影響もあった敗戦だったので1番人気の価値を落とすものではなかった。

他の候補としては春の安田記念で掲示板に載った馬。
12年以降、必ず1頭は馬券に絡んでいるので注意が必要だ。
また、過去3年に限れば、前年3着以内だった馬が続けて好走しており、リピーター狙いもあり。

 

相手馬の狙い方

まずは世代別に絞って4~6歳馬狙いが基本の形となるだろう。
GⅠ勝ちのある7歳以上、連勝してきた3歳馬以外は対象外にしても問題ないだろう。

枠番から死に目を探すなら⑥⑨⑭⑱番枠となり、フルゲート割れでも3頭は消せる計算となる。
これに加えて、前走で二桁大敗をした馬、3ヵ月を超える休み明けも消してしまって問題ない。

ヒモ荒れの可能性が高いので、無理に買い目を絞るのはここでは得策ではない。

 

2016年マイルチャンピオンシップのレース検証

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