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春天の軍資金稼ぎに! 端午Sデータ分析! 2017

天皇のデータ分析・端午S編

 

今週は天皇賞・春が行われますね! キタサンブラックとサトノダイヤモンドの対決が楽しみなところ。(両馬は飛びそうなイメージが湧かないので個人的には盛り下がってます…)

今回は、11R天皇賞・春の一つ前"10R"に行われる「端午S」(京都ダート1400m・3歳OP)のデータ分析!

 

堅め決着の可能性が高そうな春天を前に、『軍資金作りに利用したいレースだなぁ』と思い、番外編的に調べてみました!!

 

データ分析!(現行の施行条件で行われた過去4年)

人気

人気別でみてみると、人気馬が大きく成績を落とし、6~10番人気の中穴の台頭が目立っているレース、と言えます。

枠順

枠順別成績を見てみると、さほど大きな差は見られない印象です。内でも外でも大きな不利なく走れるレースと言えそうです。

脚質

このレースのポイントは脚質にある、と考えています。

今走の脚質

脚質別でみると、「逃げ・先行・差し・追込」の分類では、差し(中団待機)馬の回収率が高く、上がり3Fが速い馬(3F:~5位)が好成績、そうでない(3F:6位~)馬の不調が目立ちます。

前走の脚質

また、(今走の脚質はレースが始まらないとわからないので、その参考材料として)前走の脚質を見てみると、
"3コーナーを5番手以内で回った馬"・"出走馬の内、前方1/3に位置していた馬(逃げ・先行馬)"が、出走馬の約2/3を占めています。このレースは毎年、大量の先行馬が集結します。

脚質まとめ

上記2点(今走の脚質・前走の脚質)から考えられる、高評価すべき馬は、
前走先行・今回差し に回る馬、ということになります。
("前走3コーナー:5番手以内"・"今走上がり3F:~5位以内" に該当する馬→[3-2-3-5]勝率23.1%,複勝率61.5%,単勝回収率334円,複勝回収率272円!)

 

"前走で先行し、今回差す競馬をして好走できる馬" なんて、そんな都合良く予想できるかぃ(怒)!!』
と思われたと思います。

 

 

 

はい、
その通りです(笑)

 

 

 

 

それは自分で考えてくださいm(_ _)m

 

 

 

というのは、無責任なので(笑)…、参考データなど挙げていきます。

差す競馬をする馬が恵まれる理由

(その前に…)「差し・追い込み決着になりやすい」のはなぜか? について考えてみると…、

先行馬多い→先行争い激化→ペースが速くなる→先行馬垂れる・差し馬激走!

という、決まったパターンが毎年繰り返されているからです。これが端午Sの特徴でもあります。

人気馬の成績が悪い原因も(たぶん)ここに一因があって、毎年、"スピードの絶対能力を発揮して好走"した近走を持つ馬(馬柱が綺麗な馬)が人気になりますが、このレースでは"スピード能力"というより、"消耗戦(ハイペース)でのスタミナ能力"が求められるため、スピードスピードな馬(?)が人気して沈み、スタミナスピード(と中途半端?)な馬が人気薄で激走するイメージでしょう。

近4回の端午Sの映像とラップバランス

端午S:2013年

 

前走先行→今回差し該当馬 で好走した馬:サウンドリアーナ(4人気1着)、クロムレック(6人気3着)

端午S:2014年

 

前走先行→今回差し該当馬 で好走した馬:メイショウパワーズ(7人気1着)、コーリンベリー(1人気2着)、ダイリュウキセキ(12人気3着)(この年は該当馬この3頭でのワンツースリー!)

端午S:2015年

 

前走先行→今回差し該当馬 で好走した馬:ホワイトフーガ(8人気1着)

端午S:2016年

 

前走先行→今回差し該当馬 で好走した馬:コウエイエンブレム(3人気2着)、ヴェゼール(11人気3着)

映像を見てもわかりますように、基本的に毎年"差し決着"です。

また、端午Sは過去4年、以下のようなラップ傾向でレースが行われました。

かなり後傾(後半のタイムより前半のタイムの方が速い)バランスとなっています。後半の方がタイムがかかっている、ということは、(超)消耗戦で、他馬よりバテない馬が(相対的に)速く走れるレース、であると言えます。

この時期の3歳ダートオープンのレースは、未勝利戦や500万条件をスピードの絶対値で勝ち上がって来た、スピード自慢が多く揃います。結果、先行争いが激化・タフなレースとなり、差し馬が結果として台頭します。

台頭する差し馬の血統的共通点

(サンプル不足でデータとしては出せませんが、)該当好走馬の"血統的な"共通点を挙げるとすれば、
クロフネ産駒が2戦2勝。(10番人気以下で)大穴をあけた、ヴェゼール(パイロ産駒)、ダイリュウキセキ(ファスリエフ産駒)といったところから、米国系の血統が強いイメージです。

裏付けるように、(血統的な適性が大分違う)サンデー系の父を持つ馬は、[0-0-1-5]複勝率16.7%,複勝回収率26円(1番人気3着があるだけ)と、低水準にあります。

前走クラス

前走のクラス別成績を見てみると、OP以上のレースを走っている馬の成績が良く、500万以下だった馬(今回:昇級戦)の成績が悪いという顕著なデータになっています。500万条件をスピードの絶対値で勝ち上がっても、OPの壁は分厚い、ということでしょう。

前走距離

前走で、今回より短い距離を走っていた馬の成績が本当に悪い。2番人気4着以外はすべて6着以下で、全消しでよいレベル。今回がタフなレースになりやすいので、前走で長めの距離を走っていた馬(今回距離短縮馬)から買いたいところ。

 

距離短縮でのローテーションは体力補強になるので、(ほぼ100%オーバーペースになる)このレースでは特に有利に働きます。

 

(↑※イメージ)

 

天皇の個人予想・木曜日時点

以上の過去データパターンからよさそうな馬を数頭挙げておきます。

 

いくでー

 

 

 

実際の馬券(?)は、「天皇の1万チャレンジ」シリーズにて公開(予定)。
↑全然当たってないから、"消し"に使ってもよいと思います。

 

シゲルベンガルトラ…距離短縮ローテ、前走(1800m)先行(前々走1400mで差し)の今回差しそうなタイプ。人気しそうな雰囲気だがこのメンツなら。
セイカチトセ→距離短縮。前走芝で血統は明らかにダート向き。ダートでの差す能力高い。
タガノカトレア→前走芝で血統はダート向き。ダート2戦2勝はいずれも上がり最速。スピードタイプとは思えないダート馬。

 

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