すべての物語は食から始まるPart7
皆さんこんにちわ。
社畜鳥でございます。節分のお豆をつまみに一杯やっている今晩です。
前回の記事はこちらから
今日は競走馬の補助飼料である『大豆』についていろいろ掘り下げていきたいと思います。
競走馬の補助飼料と言いましたが、私たち人間の大事な食糧でもあります。
そして今日は節分!!
節分に大豆の記事とは計ったようなタイミングですがたまたまです(笑)
大豆
【畑の肉】とも呼ばれている大豆はタンパク質を豊富に含み、穀物類では不足しやすいアミノ酸も豊富に含んでいるので、タンパク質補助飼料として使われています。
世界で最も寿命が長い国になった≪日本≫。日本では古くから、米・魚介類・大豆などをベースにした食生活で大豆をうまく食生活に取り入れてきたことが現在の長寿につながっていると考えられます。
また、乾燥した大豆の約30%はタンパク質で出来ており、このタンパク質は必須アミノ酸と呼ばれる自ら生成することが出来ない重要なアミノ酸がバランスよく含まれています。さらに血中コレステロールの低下、肥満の改善効果などの生理機能があるといわれています。
また大豆には、脂質・炭水化物・食物繊維・カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛・銅・ビタミンE・ビタミンB1・葉酸など様々な栄養素が含まれる一方、体に悪影響を及ぼすコレステロールを一切含んでいません。
まさに自然のパーフェクト食品といわれるのも納得です。
~大豆(乾燥)100g中の栄養価~
カロリー・・・433kcal
タンパク質・・・33.0g
炭水化物・・・28.8g
脂質・・・21.7g
水分・・・11.7g
灰分・・・4.8g
食物繊維・・・15.9g
大豆粕
大豆粕とは大豆油を搾った後の大豆カス(脱脂大豆)のことを示します。
そして、一般的に大豆飼料として出回っているものは、この大豆油を搾った後の大豆カス(脱脂大豆)を使用しています。
加熱大豆などの全脂大豆(油を搾っていない大豆)と比較するとエネルギー価は低いですが、タンパク質などはより豊富に含まれています。
また、生の大豆にはタンパク質を分解する酵素を阻害する物質が含まれているので、給仕の際は加熱などの加工をしたものが与えられます。
記事を書いてたら、枝豆とビールで一杯やりたい気分です。
次回も補助飼料シリーズは続きますよ~。それでは皆さん良い一日を