2017年3月25日毎日杯(GⅢ)の過去のデータと傾向
皆さん、こんにちわ。
社畜鳥でございます。ドバイワールドカップデーが気になりすぎて、毎日杯のデータを書くのを完全に忘れておりました(笑)
お詫びにいつも以上に丁寧かつ有能な情報とデータをまとめたので許してニャン(=^・^=)
今回は3月25日に開催される毎日杯(GⅢ)の過去のデータと傾向についてまとめてみました。
毎日杯(GⅢ)とは阪神競馬場で開催される芝1800mの3歳国際特別指定のレースとなっており、今年で64回目の開催を誇る伝統あるレースとなっています。
近年の傾向からみると、前走重賞組が1番人気ならかなり信頼でき、相手候補のトレンドは関東馬をメインに賭けるのが吉と出そうです。
人気と配当
〔5・1・2・2〕と1番人気は好走率が高いが、2番人気は〔1・0・3・6〕と1連対のみ。
〔1・3・1・5〕で好走例が10年以降の7年間に集中している3番人気は信頼度が高い。
馬連平均配当は3040円で万馬券は09年の1回だけなのに対し、3桁配当から20倍台が8回を占めるため、無理な穴狙いは避けたほうが良さそうだ。
前走クラス
〔4・0・1・3〕の共同通信杯組は2014年から3連勝中と絶好調!
他の重賞では〔2・2・0・11〕のアーリントンカップ組、〔2・1・0・4〕のきさらぎ重賞、そして〔1・0・2・5〕の弥生賞組が複数の好走馬を輩出している。
なお、前走500万条件組の優勝は06年が最後で、阪神の外回りで行われた過去10年の勝馬はすべて重賞組である。
距離実績
●1800m~2000m連対実績が重要
過去10年の3着以内30頭中25頭には芝・ダートを問わず1800m~2000mで連対実績があった。
例外の5頭中3頭はマイルまでしか出走経験がなく、残る2頭も1800m~2000m重賞で3着の実績があった。
距離経験がある馬は連対実績が理想、最低でも3着は必要となる。
~社畜鳥の注目ポイント~
共同通信杯組
●好走条件は前走1~4着か1~4番人気の支持
出走頭数が8頭のみの共同通信杯だが3着以内5頭中4頭が14年以降に集中しており、最重要路線となってきた。
5頭の前走着順は②④④③⑥着で唯一掲示板外の16年1着スマートオーディンは前走2番人気で、このレースでは1番人気となっていた。
所属
●『東高西低』近年は関東馬が活躍
東西で比較すると関東馬が〔2・2・1・18〕に対して関西馬は〔8・8・9・88〕となっている。
出走頭数が少ない関東馬だが勝率・連対率はわずかながら関西馬よりも高く、しかも好走例は12年以降の5年間に集中している。
16年も唯一西下した4番人気のアーバンキッドが2着に健闘した。
軸馬・相手馬の狙い方
複勝率80%の1番人気は有力な軸候補だが、馬券対象から外れた2頭は共に前走500万条件組(残る8頭中7頭は前走重賞組)なので、このパターンに該当した場合は疑ったほうが良さそうだ。
また、1着候補も前走が重賞組に限定できるので、軸を決めて単純にマルチで流すではなく、フォーメーションを使って点数を絞って購入するのが得策と言えるだろう。
相手は残層が重賞以外なら、そこで1~3番人気で出走していたことが買える条件となってくる。
もちろん距離実績もよくチェックしておくべきだろう。
◎2016年毎日杯のレース検証
最終東上便の切符は2枚。賞金が足らない新興勢力にとっては最後のチャンスとなるが、すでに賞金が足りている実績馬が優勢であるのが現状。
2016年の1番人気は2歳時に東京スポーツ杯2歳ステークスを制しているスマートオーディン。
出走メンバーで唯一皐月賞の出走を確定させているが、上がり32秒7の強烈な末脚を繰り出し、ここでも力の差を見せつけて圧勝。
これで前走重賞組は10連勝となった。一方、皐月賞出走を目論んで目一杯仕上げる新興勢力は劣勢だが2着の数は多い。
このあたりが馬券攻略の肝となってきそうだ。
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