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すべての物語は食から始まるpart2

競走馬の食事

皆さんこんにちわ。
社畜鳥でございます。給料もらって一週間、もう残りがありません。
社畜鳥

今回は、前回の記事でお話しした競走馬の食事について掘り下げていきたいと思います。

前回の記事はこちらから

すべての物語は食から始まるpart1

競走馬は『牧草類』『燕麦』『配合飼料』『補助飼料』『サプリメント』が大まかな食事の内容になります。
今回は、競走馬の主食に当たる『牧草』に注目してみたいと思います。

牧草は草食動物である馬には必要不可欠な飼料であり、腸や内臓の健康のために乾燥重量で体重の1%を摂食しなければなりません。
他にも咀嚼を行うことで唾液の分泌や、胃酸の中和も行うので食事以上に健康面でも重要な役割を果たしていることが分かります。

牧草の種類

飼料に使用される牧草は大きく分けてイネ科とマメ科の2種類あります。
イネ科の牧草には『チモシー』・『オーチャード』・『イタリアンライグラス』・『ケンタッキーブルーグラス』・『トールフェスク』・『ローズグラス』などが挙げられます。
マメ科の牧草には『アルファルファ』・『クローバー』などが挙げられます。

チモシー

チモシーは寒さに強く、馬がよく好んで食べるので北海道の牧草地で最もよく利用されています。穂が出てくる頃に刈り取られたチモシーの乾草は栄養のバランスが非常によく、競走馬にとって最高の飼料になります。
競走馬が摂食する乾草のほとんどはこのチモシーと言っても過言ではありません。

オーチャード

オーチャードはチモシーと同様に寒冷地向きで、主に採草用として使用されます。
ただ、開花後は茎が固くなり栄養価も下がるので、チモシーと比較するとやや見劣りする。

イタリアングラス

イタリアングラスはチモシーやオーチャードど比較すると寒さには弱いが、関東地方より南の地域では冬季でも青々とした牧草を生育することが可能である。
草の量も豊富で、乾草としても利用される。
日本では、生の牧草にイタリアングラスが利用されることが多い。

ケンタッキーブルーグラス

ケンタッキーブルーグラスは地下茎で増殖するので、踏みつけに強く放牧地専用の種類として有名である。

トールフェスク

トールフェスクは日本ではあまり馴染みはないが、高温や乾燥に強く、様々な環境への対応能力が高い。

ロースグラス

ロースグラスはチモシーやオーチャードなどの寒地型牧草とは異なり、暖地型牧草の一種である。暖地型牧草の栽培歴史は浅く、ほとんど品種改良がされていない。
牧草の消化率も寒地型牧草より悪く、これからどのように活用されるのか気になるところ。

牧草にもさまざまな品種や特徴がありますね。
マメ科の牧草は次回の記事で紹介いたします!

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