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2017年天皇賞・秋(GI)の出走予定馬紹介と予想オッズ

 

特別登録馬馬

(※鞍上予定は2017/10/22時点)
 

馬名 斤量 予定騎手
カデナ 56 福永
キタサンブラック 58 武豊
グレーターロンドン 58 田辺
サクラアンプルール 58 蛯名
サトノアラジン 58 川田
サトノクラウン 58 Mデムー
シャケトラ 58 Cデムー
ステファノス 58 戸崎
ソウルスターリング 54 ルメール
ディサイファ 58 柴山
トルークマクト 58 江田照
ネオリアリズム 58 シュタルケ
ヒットザターゲット 58 ○○
マカヒキ 58 内田博
ミッキーロケット 58 和田竜
ヤマカツエース 58 池添
リアルスティール 58 シュミノー
レインボーライン 58 岩田
ロードヴァンドール 58 太宰
ワンアンドオンリー 58 横山典

 

出走予定馬紹介

キタサンブラック

競馬は難しい。

久方ぶりにそう思った宝塚記念。単勝1.4倍の支持を集め、いつものように好位を追走。楽な手ごたえで直線を迎えるもまさかの失速で9着に。

前走:宝塚記念…9着/8枠10番

推測される原因としては1番手に、前走:春天での大激走が挙げられるだろう。従来のディープインパクトが持つレコードを、約1秒近く更新する超速時計で制した反動での凡走、とする以外に理由が浮かばない。だが実際に、今年の春天で上位に走った馬は軒並み次走で凡走しており、反動説は一定の説得力があるようにも思える。

前走:天皇賞(春)…1着/2枠3番

前々走の春天優勝で、GI5勝目。芝の(国内)中長距離GIで5勝以上を挙げた馬は、ここ10年でゴールドシップ、オルフェーヴル、ジェンティルドンナの3頭とこの馬。名馬中の名馬と言えるクラスの馬である。

適性的には、芝2000mというのはやや短めの印象も受けるが、今年の春に同距離の大阪杯(GI)を制しているように、許容範囲ではあるだろう。また、1週前の段階で調教も動いているし、ここまでの東京開催でのレースから考えるに超高速馬場でレース当日を迎えそうなイメージもない。現時点でマイナス材料というほどの要素は持ち合わせていない、と言ってよいだろう。

先行して粘り込むタイプなので、東京の直線が長く末脚の要求度が高いコースというのは、少なくとも向いているとは言い難いことが事実としてあろうが、昨年秋にジャパンカップを快勝しているように苦手意識もないだろう。

馬主の北島三郎効果(?)もあって、競馬ファンだけでなく競馬を知らない人ですら注目するレベルの馬だけに、秋のGI中距離路線の主役、ひいては秋競馬の主役であることは間違いないだろう。

 

リアルスティール

今年2月以来となる毎日王冠で上がり32.8秒の末脚で勝利。昨年はドバイターフで優勝、このレース2着。それ以来の好走となった。

昨年の同レース7番人気2着は、外差しの競馬の流れに乗り大外から上がり最速を繰り出してのもの。毎日王冠はその予行演習を見ているかのような印象を受けるものだった。

不安点として挙げられるのは、叩き2戦目であること。この馬の好走はどちらかと言うと休み明けに偏っているため前走以上のパフォーマンスを見せることができるかは疑問ではある。

鞍上にはシュミノー騎手を予定。下手ではない、という評価が現時点でできる妥当なラインか。

前走:毎日王冠…1着/6枠8番

 

ネオリアリズム

前走は香港・クイーンエリザベス2世Cに、モレイラ騎手で臨み見事優勝。少しペースの弛んだ3コーナー手前からの超ロングスパートで4コーナー辺りで先頭からの粘り切り。モレイラマジックといってよい騎乗とそれに応じた馬のポテンシャルが見事に発揮された1戦であった。

今年はここまでまだ2戦。上述のQE2世Cと2月の中山記念。その中山記念も、前めにつけて粘り切る競馬で勝利しており、6歳ながらに、最盛期を迎えている印象。

予定では札幌記念を挟んでこのレースに出走する予定であったところを、一頓挫あって回避しこのレースに直行という運びとなった。仕上げる能力に関しては日本随一の堀厩舎。生産牧場はノーザンファーム。字面的には休み明けによる減点は必要ないだろうと思われる。

ただ、適性面に関しては疑問の余地はある印象がぬぐえず、東京の長い直線コースや脚質、芝2000mのレースではあれワンターンで走り切ることなど、(小回り・直線短いコースでの実績が目立つ)この馬には不向きなイメージが先行する。

鞍上には、シュタルケ騎手を迎えることがこの週末で判明。シュタルケ騎手は外国人騎手としては少しもの足りない成績しか残せていない。モレイラ騎手からの乗り替わりであることも含めてどの程度の影響があるのかは思案のしどころ。

前走:QE2世C…1着

 

ソウルスターリング

今年のオークス馬。2歳時に阪神JFを制し、年明け初戦のチューリップ賞も快勝。単勝1.4倍に押された桜花賞でまさかの3着敗退を見せるも、オークスではしっかり地力の高さを見せつけた。

今秋は、牝馬クラシック路線ではなく、古馬王道路線に進むという奇想天外なローテを発表。しかし、管理する藤澤調教師は、同じく3歳で牡馬王者のレイデオロも同様のローテパターンを採用しているほか、15年ほど前に、バブルガムフェローで3歳古馬王道路線を選択し、天皇賞秋を制するという実績を残しているだけにある程度以上の勝算はあると見てよいだろう。

古馬王道路線の第1戦として出走した毎日王冠では、一線級の牡馬相手に単勝2.0倍に押される断然人気。1枠1番からやや促して先頭に立つ逃げの競馬で道中運び、迎えた直線では伸びきれずの8着。ルメール騎手は距離の短さを一つの敗因に挙げていたが、それにしても負けすぎの印象は拭えない。

しかし実際の敗因分析としては、距離不足の他に、適性的に不向きであったことが挙げられるだろう。そもそもこの馬は海外産馬。スローペースからの3F33秒を切るような(純日本血統のサンデー系などが得意な)レースとなっては、器の大きさだけでカバーできるレベルの適性差ではなくなってしまったと推測される。

その上では、200mの距離延長・(週中の台風の降雨による)馬場渋化はこの馬向きの舞台設定と考えることができるだろう。その上積みで、どこまで一流馬に迫れるのかが争点だ。

前走:毎日王冠…8着/1枠1番

 

予想オッズ

(※競中独自の評価基準で算出しています)
 

キタサンブラック 3.3
サトノクラウン 6.9
ソウルスターリング 7.4
リアルスティール 8.7
ネオリアリズム 10.3
サトノアラジン 10.8
ステファノス 11.9
グレーターロンドン 12.3
ヤマカツエース 13.3
シャケトラ 14.2
マカヒキ 19.8
レインボーライン 25.6
カデナ 26.5
ミッキーロケット 36.4
サクラアンプルール 42.3
ヒットザターゲット 126.6
ワンアンドオンリー 149.3
ディサイファ 198.5
ロードヴァンドール 259.9
トルークマクト 389.7

 
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