すべての物語は食から始まるpart10
皆さんこんにちわ。
社畜鳥でございます。ついにアレグラを購入して、花粉の脅威をなんとか凌いでおります。
前回の記事はこちらから
前回、乞うご期待とは言ったものの今回掘り下げる補助飼料は『その他』です(笑)
『いろいろ』『補足』とも言います(笑)
これまで、補助飼料についていろいろとお伝えしてきましたが、実は補助飼料といっても明確な分類はなく、主食以外であれば補助飼料になってしまうので、さまざまなものが当てはまります。
厩舎や調教師、競走馬の好みによって給仕する餌も異なりますので、いろいろなものが挙げられると思います。
今回は比較的オーソドックスな補助飼料を紹介していきます。
黒ゴマ
ゴマ塩に入っている、あの黒ゴマです。
脂質やタンパク質だけではなく、セサミンという抗酸化物質が豊富に含まれています。
セサミンとは、植物性のエストロゲンの一種である『ゴマリグナン』という物質が含まれており、体内に入るとホルモンと同様のはたらきをします。
また、体内で発生している活性酸素などの有害物質を除去し、酸化を防いでくれるので病気の予防や内臓機能の向上に効果があるとされています。
ゴマのサプリメントは私も愛用していますので、なんだか親近感が湧きますね。
ニンニク
ニンニクには馬体の健康維持に必要なアリシンやスコルジニンと呼ばれる物質が含まれています。
ニンニクが疲労回復やスタミナ増強に良いとされているのは、このアリシンの働きによるものです。
アリシンは糖の代謝を促し、体を動かすエネルギーに欠かせないビタミンB1と結びつき、その効果を持続させる働きがあります。
スコルジンとはアリシンと結びついたビタミンB1の吸収率を高める働きがあります。
さらに血管拡張効果があるので新陳代謝にも繋がります。
私たちも普段食べているので、効果を実感してる方も多いのではないでしょうか?お馬さんも同じなんですね。
りんご酢
いろいろ書いてきましたが、最後の最後に普通の健康記事になってしまいました(笑)
競走馬とはいえ、もちろん私たちと同じ生物ですから体に良いものも被りますね。
次回からは配合飼料や添加飼料など、競走馬独自の飼料について掘り下げてきたいと思います。